ここから本文です

IBM、ディープラーニングなどの用途に向けたPower8搭載サーバー「Power System S822LC」シリーズを発表

Impress Watch 9月12日(月)14時1分配信

 米IBMは8日(現地時間)、Linuxサーバー「IBM Power System」の新たなラインアップとして、ディープラーニングなどの用途向けの「IBM Power System S822LC for High Performance Computing」と、ビッグデータ処理向けの「IBM Power System S821LC」「IBM Power System S822LC for big data」を発表した。

 「IBM Power System S822LC for High Performance Computing」は、新プロセッサ「IBM POWER8 with NVIDIA NVLink」を搭載し、NVIDIA Tesla P100 Pascal GPUを高速の相互接続NVIDIA NVLinkで直接接続。NVIDIA NVLinkはシリコンレベルで組み込まれ、システム設計全体に取り込まれている。こうしたIBMとNVIDIAテクノロジーの密結合により、x86ベースシステムの5倍のデータ処理の速度を実現できるとしている。

 「IBM Power System S821LC」「IBM Power System S822LC for big data」では、NVIDIA Telsa K80 GPUアクセラレーターをPCIeで接続することで、各種アプリケーションのパフォーマンスレベルを向上させることが可能。また、POWERAccel Coherent Acceleration Processor Interface(CAPI)活用して、FPGAアクセラレーターとの高速相互接続を実現することもできる。

 新製品は、Linuxベースのクラウド環境と互換性があり、大容量データを活用するアプリケーション向けに最適化されており、データセンターの効率を格段に向上させると説明。また、x86システムと比較して、1ドルあたりのパフォーマンスが80%向上し、こうした効率の高さから、企業やクラウドサービスプロバイダーが、データセンターでのサーバーの乱立を抑制し、コストを削減することができるとしている。

 日本での出荷開始時期は、「IBM Power System S821LC」「IBM Power System S822LC for Big Data」はすでに出荷を開始、「IBM Power System S822LC for High Performance Computing」は9月26日に出荷開始予定。

 「IBM Power System S822LC for High Performance Computing」については、先着100台を特別価格で提供するキャンペーンを実施する。キャンペーン価格は、プロセッサが2.86GHz 20コア、メモリが128GB、HDDが1TB SATA×2、GPUがTesla P100×2、4ポートギガビットイーサーネットワーク構成で311万8000円(税別)。

 「IBM Power System S821LC」の価格は、プロセッサが2.1GHz 8コア、メモリが32GB、2ポートギガビットイーサネットワークの最小構成で80万9000円(税別)。

 「IBM Power System S822LC for Big Data」の価格は、プロセッサが3.3GHz 8コア、メモリが32GB、2ポートギガビットイーサネットワークの最小構成で85万円(税別)。

クラウド Watch,三柳 英樹

最終更新:9月12日(月)14時1分

Impress Watch

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

暗闇で光るサメと驚くほど美しい海洋生物たち
波のほんの数メートル下で、海洋生物学者であり、ナショナルジオグラフィックのエクスプローラーかつ写真家のデビッド・グルーバーは、素晴らしいものを発見しました。海の薄暗い青い光の中で様々な色の蛍光を発する驚くべき新しい海洋生物たちです。彼と一緒に生体蛍光のサメ、タツノオトシゴ、ウミガメ、その他の海洋生物を探し求める旅に出て、この光る生物たちがどのように私たちの脳への新たな理解を明らかにしたのかを探りましょう。[new]