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【パラトライアスロン】秦由加子、初出場で6位入賞!東京で表彰台目指す

スポーツ報知 9月12日(月)11時20分配信

◆リオデジャネイロ・パラリンピック ▽パラトライアスロン(PT2・下肢切断など)(11日)

 パラリンピック初出場の秦由加子(35)=マーズフラッグ・稲毛インター=が、今大会から採用されることになったパラトライアスロンで6位入賞を果たした(PT2・下肢切断など)。日本パラトライアスロン界のエースは、レース前に宣言していた通り、満面の笑みで競技を終えた。

 「私の姿を見て、トライアスロンをやりたいって思ってくれる人がいたら、その人の人生も自分と同じように変わっていってくれると思う」と語っていた秦は、8月の記者会見で「パラリンピックに出場するからには結果を残す必要がある」とエースとしての自覚を見せていた。

 コパカバーナ・ビーチで行われたレースでは、最初の競技・スイム(750メートル)を2番手で上がるも、2つ目のバイク(自転車・20キロ)は6位に順位を落とした。3番目の最終競技・ラン(5キロ)ではこの順位をキープし、そのまま6位でフィニッシュした。

 秦は13歳で骨肉腫を発症し、右太もも先から切断。義足になってから、スポーツとは縁のない生活を送っていた。しかし社会人になってから自分を変えたいと、幼いころ習っていた水泳を再開した。練習を重ね、出場した大会では上位に食い込むように。ついには競泳の強化指定選手に選ばれるまでになった。残念ながら2012年のロンドン・パラリンピックの出場はかなわなかったが、トライアスロンへの転向を希望し、義肢装具士の臼井二美男氏(60)が主宰する「ヘルスエンジェルス」という障がい者の陸上チームの練習会に参加するようになった。

 13年からは本格的にパラトライアスロンの大会に出場。14年、15年と世界トライアスロンシリーズ横浜大会パラトライアスロンを連覇した。16年大会は惜しくも2位に甘んじたが、海外大会にも積極的に参加し好成績を収めた。そして、リオデジャネイロ・パラリンピックの出場を勝ち取った。今大会では6位入賞。「もちろん狙っている」と話す20年東京パラリンピックでは、表彰台を目指す。

 ◆秦 由加子(はた・ゆかこ)1981年4月10日、千葉県生まれ。35歳。マーズフラッグ・稲毛インター所属。世界ランキング8位(女子PT2)。2014、15年と世界トライアスロンシリーズ横浜大会パラトライアスロンで優勝。16年大会は2位。競泳の障がい者スポーツ大会にも積極的に参加し、多数の「金メダル」を獲得している。

 ◆パラトライアスロン スイム750メートル、バイク(自転車)20キロ、ラン5キロを連続して行う過酷なレース。一般のトライアスロンでは、スプリント・ディスタンスと呼ばれている距離。障がいに応じて5つの部門(PT1からPT5)に分かれている。

最終更新:9月12日(月)15時21分

スポーツ報知

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