ここから本文です

豊洲市場問題、幹部に調査指示=「都政の重大局面」―小池都知事

時事通信 9月12日(月)12時29分配信

 東京都の築地市場(中央区)の移転先に予定されている豊洲市場(江東区)の土壌汚染対策をめぐり、都が事実と異なる説明をしていた問題で、小池百合子知事は12日午前、副知事ら幹部を集め、施設の安全性確認や一連の経緯の調査に早急に着手するよう指示した。

「都庁全職員を粛正」=豊洲市場の土壌問題-小池知事

 2008年7月に土壌汚染対策に関する報告書をまとめた専門家会議を再開させる方針も示した。

 小池氏は「都庁、都政にとって重大な局面であるということに鑑み、緊張感、責任感を持って当たってもらいたい」と強調。土壌汚染対策にこれまで858億円を投じてきたことを指摘した上で、「都民のお金だ。これだけ対応してきたのに一体何なんだという声も聞かれる」と述べ、これまでの対応を批判した。

 豊洲新市場の敷地は東京ガスの工場跡地。有害物質が検出されたため、都は敷地全域で4.5メートルの盛り土を行うとこれまでホームページ(HP)などで説明してきたが、主要施設の下では実施されていなかったことが発覚した。

 小池氏は「(間違った情報を)ずっとそのまま訂正することなく載せていたのは、情報公開の観点では大変大きな瑕疵(かし)だった」と指摘。情報公開の見直しに取り組むよう求めた。 

最終更新:9月12日(月)14時13分

時事通信