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「カナザワ映画祭2016」が最終回 過去最多・9日間で56本上映 /石川

みんなの経済新聞ネットワーク 9月12日(月)17時57分配信

 「カナザワ映画祭2016」が9月17日~25日、「金沢都ホテル」のセミナーホール(旧ロキシー劇場、金沢市此花町)をメイン会場に開催される。(金沢経済新聞)

横安江商店街で野外上映される「マッドマックス 怒りのデス・ロード」

 今年10年目を迎える同祭では毎年テーマを決め、「青いオトコまつり」をテーマに据えた2007年は、「トラック野郎 望郷一番星」野外上映会場にアートトラック「一番星号」を展示、「エロス」をテーマにした2012年には映画界でもデジタル化が進む中、フィルム上映にこだわった。2013年のテーマ「3Dを超えた体感する映画」では、「ロッキー・ホラーショー」に観客を巻き込む仕掛けを用意した。

 コアな映画ファンが全国から訪れる人気イベントとなり、初年度2007年=2,046人、2010年=3,781人、昨年=4,164人と、入場者数は年々増加。今後の活動が期待される中、同ホテルの改装により会場が確保できず今年で最終回と決めた。

 集大成として例年を大幅に超える9日間の日程で上映する作品は、昨年の36本から56本、オールナイト上映も2回へと拡大する。コンセプトは「映画を通して、時代を観る」。エロ、グロ、ナンセンス、狂熱的ナショナリズム、社会不安、戦争、暴動騒乱など、これまでを総括するような内容に加え人気筋も取り上げる。

 初日は金沢駅からほど近い横安江商店街を封鎖し「マッドマックス 怒りのデス・ロード」(2015年・オーストラリア)の野外上映(無料)を行う。作品中の太鼓シーンにちなんで、県内の女性11人による和太鼓チームの演奏も予定する。海外からのゲストも最多の20人を招く。「13日の金曜日」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」などに出演したクリスピン・グローヴァーさんや、世界初の映画ジャンル「ファースト・パーソン・アクションムービー」を手掛けるロシアのイリヤ・ナイシュラー監督などと触れ合うチャンスも。

 主催者の小野寺生哉さんは「今では6割が県外から。最後は地元の人にも、もっと見てもらいたい。一度も来たことがない人でも映画祭の趣旨が分かる内容だと思う」と来場を呼び掛ける。

 チケットは、1回鑑賞券=1,600円・各種オールナイト券=3,500円などプランに合わせた料金設定。詳細は同祭のホームページで確認できる。チケットは同祭サイトのほか、DMM、オヨヨ書林せせらぎ店で販売する。

みんなの経済新聞ネットワーク

最終更新:9月13日(火)18時11分

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