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【京成杯AH】ロードクエスト快勝! モーリス不在でマイル界の新王者襲名へ

東スポWeb 9月12日(月)21時45分配信

 GIII京成杯オータムハンデ(11日=中山芝外1600メートル)はロードクエスト(牡3・小島茂)が1番人気に応えて快勝。重賞2勝目を挙げるとともに、同レースの1番人気連敗(13年)に終止符を打った。マイルでの潜在能力を改めてアピールした同馬は、モーリスが抜けたマイル路線の新王者襲名を目指していく。

 勝ち時計1分33秒0。特筆すべき数字ではなかったかもしれないが、視覚的にはねじ伏せるような勝ち方だった。

「あれなら許容範囲」(池添)という程度の軽い出遅れから、道中は後方4番手を追走。3角過ぎから徐々に進出し、早々と先頭集団を射程圏に捉えると、直線であっさりと抜け出して歴戦の古馬勢を封じ込めた。2着カフェブリリアントとの差は半馬身。しかし、着差以上に余裕を感じる内容だった。

「落ち着いていたのでいい返し馬ができた。出して行って多少(ハミを)かんだけど、馬の後ろでうまく我慢もできた。気性面もいくらか成長してるかな」

 池添も確かな手応えを感じた秋初戦。今回の一戦には「右回りのマイルの走りを確認する」という課題があったが、このレース結果と鞍上の表情ならミッションクリアと考えていいだろう。

 見守った小島茂調教師は「もう少しじっくり乗るのかと思ったが、それ(早めに動く競馬)に馬は対応できていた。手前を替えるタイミングなども抜群だったし、馬も強かった」。今回の手応えを語った一方で「今回はハンデ戦でGI馬たちは斤量を背負っていた。もっと突き放してほしかったという思いもある」という本音ものぞかせたが、これも期待値の高さと受け止めたい。

 この日の結果次第ではマイル路線以外のプランもあった。しかし、同師はGIマイルCS(11月20日=京都芝外1600メートル)を最大目標とすることを改めて明言。次走はGIII富士S(10月22日=東京芝1600メートル)が濃厚だ。皐月賞(8着)→NHKマイルC(2着)→ダービー(11着)の強行軍だった春と違って、しっかりとしたローテーションを守っていく。

 マイルGI・4勝のモーリスは天皇賞・秋に矛先を向けた。王者不在のマイル戦線は手薄。一方で、NHKマイルCで負かしたレインボーライン(3着)が札幌記念で3着に入り、夏のスプリント戦線も3歳馬が大活躍。その頂点にいる中、長距離路線の馬たちは史上最強とも言われる。ハイレベル世代の一頭であるロードクエストが、マイル路線でも世代レベルの高さを示す。そんな予感を感じさせる一戦だった。

最終更新:9月12日(月)22時52分

東スポWeb

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