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意外とピッタリだが難点も――Spigenの「iPhone 7」用ケースを「iPhone 6s」に着けてみた

ITmedia Mobile 9/12(月) 17:54配信

 9月8日(日本時間)、2年ぶりにフルモデルチェンジした「iPhone 7」「iPhone 7 Plus」が発表された。9月16日の発売まで待てない人の中には、「先んじてアクセサリーだけでも買っておこう!」と思っている人もいるだろう。

【このような構造ならiPhone 6s/6でも問題なく使える!】

 そのような思いに応えてか、スマートフォンアクセサリーメーカーのSpigen(シュピゲン)では、両機種用のスマホケースをWebで販売中だ。

 発送のタイミングによってはiPhone 7/7 Plusよりも先にケースが届くかもしれない。しかし、そこにケースがあると着けずにはいられない――という筆者は、SpigenのiPhone 7用ケースを「iPhone 6s」(一部、撮影の都合で「iPhone 6」)の実機に装着してみることにした。

 今回装着してみたケースは、iPhone 7用の「リキッド・アーマー」「シン・フィット」「ラギッド・アーマー」「ウルトラ・ハイブリッドS」「ウォレットS」の5種類。果たして、ピッタリとハマるだろうか?

(記事中の価格は9月12日現在の税込価格)

●リキッド・アーマー

 リキッド・アーマー(Liquid Armor)は、TPU(熱可塑性ポリウレタン)素材を採用したソフトケースで、米軍の物資調達基準である「MIL-STD 810G-516.6規格」(以下「MIL規格」)に準拠する耐衝撃性を備えている。カラーはブラック1色なので、それを装着してみることにする。

 ご覧の通り、iPhone 7用リキッド・アーマーはiPhone 6sにもピッタリとはまる。しかし、はまるだけでは操作性に難が出る可能性がある。その最たる部分であるサウンドスイッチ・サイドキー回りはどうだろうか。

 リキッド・アーマーは本体を包み込む形で本体を保護する構造を取っている。iPhone 7用の場合は、サウンドスイッチ部に切り抜きがあり、ボリュームキーと電源キーの部分には押し込めるボタンを用意している。驚いたことに、切り抜き・ボタンともにiPhone 6sでも「ジャストミート」である。しっかりスイッチ操作できるし、ボタンを押しこんでキー操作もできる。ボタンとキーのズレを感じることも全くない。

 では、アウトカメラ回りや下部の端子群はどうだろうか。とりわけ、iPhone 7では3.5mmイヤフォンマイク端子が廃止されているので、そこへのアクセスが可能かどうかが気になる。

 まず、アウトカメラ回りの切り欠きについては、下方は非常に“余裕”があり、ちょっと不格好に見えてしまう。一方で上方は余裕がなくカメラのでっぱりがわずかに掛かってしまう。ただし、撮影時にそれが写り込むことはない。

 問題は端子部だ。Lightning端子まわりは位置も変わっていないことから問題ない。比較的大きめに切り抜かれているので、太めのコネクターでも問題ないだろう。しかし、イヤフォンマイク端子部分にある切り抜きは内蔵マイクのためのもので、コネクターのピンの部分は何とか挿せそうだが、完全に挿入することはかなわない。

 イヤフォンマイクを諦めれば、iPhone 7用リキッド・アーマーはiPhone 6s/6でも結構イケるといった感じだ。

 iPhone 7用リキッド・アーマーは、公式ストア、Amazonストア、Yahoo!ストアで購入できる。公式ストアでの販売価格は2290円だ。

●シン・フィット(ブラック)

 シン・フィット(Thin Fit)は、その名の通り「薄くてなじむ」デザインが特徴のポリカーボネート素材を使用したハードケースだ。iPhone 7用は、サテン・シルバー、シャンパン・ゴールド、ブラック、ローズ・ゴールドの4色展開となる。これらのうち、今回はブラックをiPhone 6sに装着してみることにする。

 リキッド・アーマー同様に、しっかりと装着できていることが分かる。サウンドスイッチ・サイドキーまわりはどうだろうか。

 シン・フィットの場合、サウンドスイッチとサイドキーのあたりは切り欠かれている。上の写真の通り、切り欠きはリキッド・アーマーの切り抜き・ボタンと同様に「ジャストミート」である。操作性に問題はない。

 では、リキッド・アーマーでは少し残念だったカメラ部や端子部はどうだろうか。

 アウトカメラ回りは、リキッド・アーマーと同様にカメラ上部がケースに掛かってしまうものの、撮影時には問題ない。一方、端子部は丸ごと切り欠かれているため、Lightning端子だけではなくイヤフォンマイク端子もしっかりと使える。

 iPhone 7用リキッド・アーマーは、カメラ部分の見栄えに我慢できればiPhone 6s/6で使っても問題はない。

 iPhone 7用シン・フィットは、公式ストア、Amazonストア、Yahoo!ストアで購入できる。公式ストアでの販売価格は2290円だ。

●ラギッド・アーマー

 ラギッド・アーマー(Rugged Armor)は、柔軟で変形しにくい熱可塑性ポリウレタン(TPU)素材とポリカーボネート素材を組み合わせた、メカニカルな見た目が特徴だ。従来とは異なり、本体のAppleロゴ部分をくりぬいていることが目を引く。カラーはブラック1色なので、それを装着してみることにする。

 ラギッド・アーマーも、iPhone 6sにピッタリと装着できているように見える。新たに設けられたロゴ部分のくりぬきもピッタリだ。

 では、サウンドスイッチやサイドキーまわりの様子も見てみよう。

 リキッド・アーマー同様に、ラギッド・アーマーはiPhone 7を包み込むようにして保護する。ボリュームスイッチやサイドキーまわりもほぼ同様の構造だが、スイッチ部の切り抜きやキー部分のボタンともにiPhone 6sにピッタリだ。

 包み込んでピッタリ、というとカメラ回りと端子部の処理が気になるところだが……。

 アウトカメラ回りは、やはり上部に切り抜きの縁がかかってしまうが、撮影には支障はない。端子部はどうかというと、Lightning端子は問題ないが、イヤフォンマイク端子は事実上使えないため、イヤフォンマイクを使わないならiPhone 6s/6ケースとして使ってもOKという結論となる。

 iPhone 7用ラギッド・アーマーは、公式ストア、Amazonストア、Yahoo!ストアで購入できる。公式ストアでの販売価格は2290円だ。

●ウルトラ・ハイブリッドS

 ウルトラ・ハイブリッドS(Ultra Hybrid S)は、背面が透明なポリカーボネート、外周部がTPU素材となっているハイブリッドケースだ。カラーはクリスタル・クリア1色なので、それを装着してみる。

 通常の「ウルトラ・ハイブリッド」との大きな違いは、「S」の名のゆえんでもある自立スタンドを装備している点にある。FaceTimeなどインカメラを使うコミュニケーションアプリを使ったり、動画を視聴したりする際に役に立つ。

 では、サウンドスイッチやサイドキーまわりの様子も見てみよう。

 ウルトラ・ハイブリッドSも、iPhone 7を包み込むように保護する設計となっている。ボリュームスイッチ部は切り抜かれており、ボリュームキーと電源キー部分にボタンを備えているが、いずれもiPhone 6sで問題なく使えるようになっている。

 包み込むタイプということで気になるアウトカメラ回りと端子部も見てみよう。

 やはりLightning端子は問題ないが、イヤフォンマイク端子は「犠牲」となってしまう。イヤフォンマイクを使わないならiPhone 6s/6ケースとしても使えるという結論となる。

 iPhone 7用ウルトラ・ハイブリッドSは、公式ストア、Amazonストア、Yahoo!ストアで購入できる。公式ストアでの販売価格は2990円だ。

●ウォレットS(ブラック)

 ウォレットS(Wallet S)は、今回装着するケースの中で唯一の手帳型ケースだ。上質なレザー素材と、本体を保護するポリカーボネート素材から構成されている。iPhone 7用は、ブラックとブラウンの2色展開となる。これらのうち、今回はブラックを装着してみることにした。

 先述のウルトラ・ハイブリッドSと同様、「S」はスタンドを意味しており、スマホスタンドとして利用することもできる。ケースの内側に最大で3枚のカード類を収納できるポケットも備えている。

 上の写真を見る限り、iPhone 6sも違和感なく装着できているように見える。ボリュームスイッチや各種キーまわりはどうだろうか。

 他のケースと同様に、ボリュームスイッチやボリュームキー・電源キー回りはiPhone 6sでもピッタリだ。操作に全く支障はない。

 アウトカメラ回りや端子部はどうだろうか。

 アウトカメラ部の切り抜きはどうしてもカメラの上部にかかってしまう。しかし、他のカメラと同様に撮影そのものには支障はない。端子部はシン・フィットと同じく丸ごと切り欠いているので、Lightning端子、イヤフォンマイク端子ともに問題なく使うことができる。アウトカメラ部の見た目にさえ我慢できれば、iPhone 7用ウォレットSはiPhone 6s/6で使っても大丈夫だ。

 iPhone 7用ウォレットSは、公式ストア、Amazonストア、Yahoo!ストアで購入できる。公式ストアでの販売価格は3990円だ。

 今回の「着けてみた」を通して、iPhone 7用ケースについて以下のことが分かった。

・iPhone 7用ケースはiPhone 6s/6でもピッタリはまる
・スイッチ・キー類の位置は同じなので操作に支障はない
・アウトカメラ部分は若干不格好になり、上部にケースの縁がかかる。ただし、撮影の邪魔にはならない
・本体下部のLightning端子は問題なく使えるが、イヤフォンマイク端子はケースの構造によっては使えなくなる

 まもなく発売のiPhone 7だが、冒頭でも述べた通りSpigenのケースはすでに発売中で、発送も開始している。早めにケースが届いたら、手持ちのiPhone 6s/6に装着して「イメージトレーニング」することも一興かもしれない。

最終更新:9/12(月) 17:54

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