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【ボート】菊地孝平が完全に充実期に入った

デイリースポーツ 9/12(月) 19:12配信

 「ボートレース記者コラム・仕事 賭け事 独り言」

 今年も残り4カ月を切り、ボート界では年末の住之江(SGグランプリ・12月20~25日)へ向けたマネーバトルも熱を帯びてきた。

 現在、賞金ランク1位には菊地孝平(38)=静岡・82期・A1=が立つ。菊地と言えば一昨年にオールスター(福岡)、グラチャン(浜名湖)とSGを連続制覇。堂々の獲得賞金トップでグランプリへ駒を進めたが、結果は茅原悠紀(29)=岡山・99期・A1=の激走に屈し2着。「1Mで迷ってしまった。未熟だった。こんなに悔しいのはない」と、年間獲得賞金1位にも喜びはなかった。

 雪辱を期した昨年だったが結果を残せず、年末の舞台に上がることさえできなかった。そして今年も、年明けから春までは全く波に乗れず。ただ「鳴門を勝てたところからですね」と6月の鳴門周年を制してから流れが一変。7月のとこなめ周年も制して完全に上昇気流をとらえた。

 そして迎えた桐生のSGメモリアル。当初は予備3番手と、ほぼ出場は無理という状況だったが、“奇跡的”な繰り上がり出場から一気にVまで上りつめ、グランプリの当確ランプをともした。チャンスが転がり込む“ツキ”、そしてそのチャンスを逃さない“勝負強さ”と、今の菊地は完全に充実期に入った様子だ。

 とこなめ周年優勝後「いま、自分にすごく期待している」と話したが、確かに今年の菊地はひと味違う。真骨頂であるSの切れ味は抜群。そして、とにかく“強い”という表現が良く似合う。まだ気が早いが、黄金のヘルメットへ一歩も二歩もリードしているのは間違いないだろう。(関西ボート担当・上村武馬)

最終更新:9/12(月) 19:17

デイリースポーツ