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<極わせミカン>「中身は太鼓判」静岡・沼津で出荷

毎日新聞 9月12日(月)22時40分配信

 極わせミカンの出荷が12日、静岡県沼津市西浦平沢のJAなんすん西浦柑橘(かんきつ)共同選果場で始まった。集まったミカンは宮本、崎久保など極わせ品種約30トン。13日に地元の沼津、三島、伊東の3市場と東京・大田市場など首都圏9市場の計12市場で販売される。

 選果場に持ち込まれたミカンは回転するローラーでコロコロと転がされ、傷んだミカンは人の手で取り除かれる。選別機は糖度や大きさを自動的に計測。外観も含め十数種に分別され、それぞれ自動的に段ボール箱に収められる。

 極わせミカンの出荷は11月上旬まで続く。今年の出荷量は約1100トン。11月以降はわせ・中手約500トンが続き、12月上旬からは青島ミカン約2000トン、来年2~3月上旬には収穫後に一時貯蔵された特産の寿太郎ミカン約2600トンが出荷される。

 農家約400人が加わるJAなんすん西浦出荷部会の高島敬司部会長(68)は「開花が早く8月下旬に台風が来るまで雨が少なかったため糖度が昨年より1度高く、酸が平年よりやや低め。中身の濃いおいしいミカンができた」と太鼓判。「極わせは小玉傾向だが、青島や寿太郎は平年並みの育ちをしている」と話した。【石川宏】

最終更新:9月12日(月)23時10分

毎日新聞