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中国人観光客減でデモ=蔡政権に対応要求―台湾

時事通信 9月12日(月)19時14分配信

 【台北時事】台湾で5月に民進党の蔡英文政権が発足後、中国との関係が冷却化し、この影響で中国人観光客も大幅に減っている。

 旅行会社、ホテルなどの観光業者は12日、台北市内で1万人規模のデモを行い、政府に対策を求めた。

 中国人観光客の台湾訪問は2008年に対中融和を掲げた国民党の馬英九政権下で解禁され、09年に日本人を抜いて海外観光客のトップとなった。その後も右肩上がりに伸び、15年は約418万人で訪台客の約4割を占めた。

 ところが、蔡総統が就任した5月以降は減少に転じ、8月は前年同月比で約40%の大幅減となった。蔡政権は中国が求める「一つの中国」原則に基づく「92年合意」の受け入れに応じていない。中国人観光客の減少は、蔡政権に対する中国の圧力とみられている。

 中国人観光客は平均7泊8日の日程で台湾に滞在する。15年に台湾で消費した金額は計約2000億台湾ドル(約6460億円)に上り、中国人客の減少は観光地経済に大きな打撃を与えている。デモに参加した観光地、阿里山(嘉義県)の土産店経営者は「中国人は商品を大量に購入してくれる。5月以降は売上高が80%減となり、仕方なく従業員のリストラを始めた」と苦境を訴えた。 

最終更新:9月12日(月)19時20分

時事通信

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