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共産党都議団、小池知事に豊洲新市場の検証を提言

日刊スポーツ 9月12日(月)21時30分配信

 共産党東京都議会議員団が12日、都庁で会見を開き、小池百合子知事(64)に対し「豊洲新市場整備をめぐる重大な問題点と徹底検証のための提言」を提出したと明らかにした。この日、小池知事は多忙のため不在で、特別秘書の野田数氏に提出したという。

【写真】豊洲市場で一部盛り土せず 共産党都議団が証拠撮影

 議員団によると、建築エコノミストの森山高至氏からの指摘を受け、8月25日に都の担当者に聞き取りをした際に配られた断面図で、豊洲市場の用地に4・5メートルの盛り土をしているはずが、青果棟、水産卸棟、水産仲卸棟など建物の地下に空間があることが判明。都に現地視察をしたいと申し出た。そして、7日に豊洲新市場を6人で視察。水産卸売場棟の建物下が盛土されず地下空間となっている上、そこに水が1・2センチほどたまっていたのを確認したという。地下水の水位が上昇した場合、ポンプでくみ上げるシステムは稼働していると都の職員は説明したというが、建物のどこから流れてきたかは不明だという。

 都は豊洲新市場への移転に関して、2008年(平20)年7月の専門家会議で、東京ガス跡地の土壌汚染対策として(1)地面の下2メートルを掘り、きれいな土と入れ替え(2)その上に厚さ2・5メートルのきれいな土壌を盛る、などと説明していた。

 ところが、同年11月に開かれた第6回技術会議の中では、汚染物処理などの対策案5案のうちの1つとして「建物(青果棟、水産卸棟、水産仲卸棟)建設地については、汚染土壌の処理後、埋め戻しは行わず、この部分の地下空間を利用する」という案が出ていたという。尾崎あや子都議は「なぜ、いつ、誰が専門家会議の提言から逸脱し、盛り土をせずに虚偽の報告をしたのか? 議論は、なされたのか? なぜ、こういう結果になったのかが分からない」と疑問を呈した。

 報道陣からは「地下空間やたまっている水に臭いはあったか?」と質問が出た。大山とも子都議は「地下の湿った臭いがした」、可知佳代子都議は「表現しようがない」、尾崎都議は「今まで感じたことのない臭い」と説明。「水を採取できなかったのか?」との質問に、大山都議は「水も土も都の所有物なので採取できない」と説明した。

 都議団は(1)あらためての徹底究明(2)中央卸売市場は地下空間をマスコミに公開することを拒んでおり、小池氏が速やかに調査、視察するとともに第三者の専門家やマスコミにも公開(3)地下水モニタリングは、専門家などの第三者の立ち合いと水の採取を認め全面公開、などを提言した。

最終更新:9月12日(月)22時14分

日刊スポーツ

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