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安美錦、珍手「はりま投げ」で復帰後初白星

スポーツ報知 9月13日(火)5時4分配信

◆大相撲秋場所2日目 ○安美錦(はりま投げ)里山●(12日・両国国技館)

 大けがから土俵に戻ってきた安美錦が、珍手・はりま投げで復帰後初白星を挙げた。里山の左上手を肩越しにつかんで豪快に転がした。「一人の親友でも、土俵に上がったら余計に厳しい気持ちでいった。まだ10年早いね」とニヤリ。十両では夏場所6日目に石浦が北はり磨に決めたが、その前は4年間出なかった決まり手を繰り出して復活の1勝をもぎ取った。

 同じ青森出身の関脇・宝富士は「膝もけがしているのに…。僕だったら引退してますよ」と兄弟子の精神力に脱帽した。秋田出身の1学年下で高校時代の対戦から因縁が続く豪風からは「見てる方が怖い」と同情されたが「何で心配されないといけないんだ。ベテラン面しやがって」と切り返した。十両では別格の歓声を浴びる中での白星にも「出るだけで声援、やめる間際の力士じゃない」と、あくまで強気だった。

 ◆波離間(はりま)投げ 相手の上手を相手の頭越しに取り、体をひねって投げ捨てる。技の名前は、岩に当たった波が飛び散る形に似ていることに由来するという説がある。

最終更新:9月13日(火)5時4分

スポーツ報知