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【パラ・ボッチャ】“火ノ玉ジャパン”決勝進出!メダル確定!

スポーツ報知 9月13日(火)5時4分配信

 【リオデジャネイロ(ブラジル)11日=細野友司】3大会連続出場のボッチャ代表「火ノ玉ジャパン」が準決勝でポルトガルを8―5で破って決勝に進み、初のメダル獲得を確実にした。初優勝を懸け12日(日本時間13日午前7時半)の決勝でタイと対戦する。競泳男子200メートル自由形(知的障害S14)決勝では、初代表の中島啓智(17)=中山学園高=が2分0秒61で6位入賞を果たした。

 初メダルへの道が開けた。エースの広瀬隆喜(32)=アルムの森ペーターの丘=は我を忘れて絶叫した。「車いすから落ちるかと思った。喜びで全身に力が入った」。前回大会準々決勝で2―10と完敗した強豪ポルトガルに8―5で雪辱して決勝進出。3回目の出場で銀メダル以上を確定させた。杉村英孝主将(34)=伊豆介護センター=も「メダルは大きな一歩」とうなずいた。

 日本でなじみの薄いボッチャは、重度の脳性まひの選手向けに考案された。縦12・5メートル、幅6メートルのコートで赤と青のボールを転がし、白の目標球「ジャック」にどれだけ近づけられるかを競う。冬季五輪のカーリングに似たスポーツだ。これまでは発祥地の欧州勢が有力で、日本代表は08年北京大会で初出場するも1次リーグ敗退。12年ロンドン大会は7位入賞と成績を伸ばしていた。第3エンドで正確な投球を光らせ、大量4点獲得に貢献した広瀬は「頭脳プレーだったり投球の技だったり。見どころはいっぱいある」と競技の認知度アップを期待した。

 決勝では前回大会王者のタイに挑む。今大会も準決勝でアルゼンチンを14―1で下し、勢いに乗る難敵だ。スポーツ庁の鈴木大地長官(49)は「(決勝進出は)歴史的。金メダルを目指してほしい」と期待を込め、広瀬も「メダルは金がいい。やってきたことを出し切れば結果はついてくる」と続いた。今大会日本勢初の金メダルへ、神経を研ぎ澄ませて戦い抜く。

 ◆ボッチャあらかると

 ▽名前の由来 球を投げたり転がしたりするという意味のイタリア語。

 ▽ルール 個人、ペアと3人制のチームがある。赤と青の2つのサイドが1エンドごとに6球ずつを投じ、ジャックボール(目標球)と呼ばれる白い球に最もボールを近づけた方のサイドに点が入る。

 ▽クラス分け 障害の程度などによりBC1~4の4クラスに分けられる。障害でボールを手でコートに投げられない選手は介助者のサポートを受けながら「ランプ」と呼ばれる滑り台のような投球補助具を使ったり、ボールを蹴ったりできる。

 ▽ボール ボウリングのように各自で準備。規定の範囲内で空気を抜いたり、表面にクリームを塗ったり工夫ができる。日本は今回、オリジナルの球を日本企業や大学の専門家と協力して作製した。

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最終更新:9月13日(火)5時4分

スポーツ報知

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。