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【ライブレポート】アンカフェ、HEROら10組出演<“Visual Parade” Extra at Summer’16>2days

BARKS 9/12(月) 21:04配信

8月20日(土)と21日(日)の2日間、渋谷 TSUTAYA O-WESTにてヴィジュアル系バンド計10組が出演するイベント<Visual Parade” Extra at Summer’16>が行われた。

◆ライブ画像

20日(土)には葵-168-、アンティック-珈琲店-、DIV、HERO、mitsuが出演。21日(日)にはアンティック-珈琲店-、FEST VAINQUEUR、Black DASEIN、THE MICRO HEAD 4N'S、Mix Speaker's,Inc.が出演した。両日ともライブ中の転換時に音楽誌『Stuppy』の編集長ぽっくんと出演アーティストによるトークも行われた。

20日のステージのトップを飾ったのは葵-168-。葵-168-は「requiem」や「雪月花」など激しい楽曲から、儚さを感じさせるバラード「蜃気楼」、妖艶な雰囲気の「SCANDAL」、ポップな「スピカ」など枠に捕らわれない幅広い音楽性を提示してくれた。

2番目に登場したアンティック-珈琲店-は最新シングル「生きるための3秒ルール」や大黒摩季のカバー曲「熱くなれ」を突きつけ場内に熱気を巻き起こす。ライブの定番「スマイル一番イイ♀~2016ver.~」ではフロアとの掛け合いで一体感を演出。最後にぶつけた「千年DIVE!!!!!」の頃には、観客たちのブンブン振り回すタオルにより、会場全体に熱気が攪拌されていた。

中盤では元v[NEU]のヴォーカリストだったmitsuが登場。透き通る歌声と心地好いメロディーを這わせしっとり「Naked」を歌えば、キラキラとした輝きを与えた「蛍」や疾走感満載な「エトリア」を提示。最後に届けた「For Myself」では、mitsuの想いが嬉しく胸を揺さぶってくれた。

続いては10月に解散が決まったDIV。幕開けと同時に、牙を剥いた攻撃ナンバー「ANSWER」を披露。一転、DIV流ダンスロック「神様がもしいるなら」を通してフロアをディスコ空間に塗り替える。「イケナイKISS」や「ゴールデンキネマ劇場」では場内にモッシュが起こり大暴れの風景を描き出していた。

トリを飾ったHEROのライブは、場内の人たちが肩を組みはしゃぎ続けた「カントリーロード」からスタート。場内をモッシュ空間に染め上げた「ALIVE」。“大きな声で”“出てこいやー”の掛け合いも楽しい「超過激愛歌~Super Ultra Love song~」など、HEROは終始笑顔が生まれるトリに相応しいステージングを見せてくれた。

止まぬ熱狂に応えたアンコールでは、葵-168-の葵、アンティック-珈琲店-の輝喜とゆうきも飛び入り参加し、“ヴィジュパレ”のお題でHEROのJIN(Vo)がトークで会場に爆笑を起こしてから、HEROの楽曲「ソプラノ」を演奏。世代の近いアーティストが集まった日になり、最後に微笑ましく感じたセッション風景を見れたのも嬉しいサプライズだった。

2日目となる21日は、FEST VAINQUEURからスタート。ライブは「ペルソナ傷女」から幕を開け、いきなり観客たちを熱狂に巻き込んだ。HAL(Vo)の甘くセクシーな歌声と重量感あふれた演奏が重なり、危険な匂いを放った「FANG」。「現代的疑惑都市`DOUBT!'」ではHALとGAKU(Gt)がキスを交わしたりと、熱狂のみならず、妖しく過激な面も見せてくれた。

THE MICRO HEAD 4N'Sは、切なくもノスタルジックな世界観を描き出した「星に願いを」からライブをスタート。シンガロングナンバー「NOCTURNE」や無数の拳が突き上がった「Curtain Call」、「MONSTER'S ROAR」では Nimo(Vo)がモンスターと化し、観客たちを煽っては熱く激しい空間を作り出していた。強烈な存在感と迫力には、まさに貫祿という言葉がピッタリだ。

場内に異空間を作りあげたのが、Mix Speaker's,Inc.。「Carni=balism」で描かれたのは絶望渦巻くレストラン。彼らは観客たちを闇の宴へと導いてゆく。奇妙なダンスに興じた「ドクロKITCHIN」。闇と光の交錯する世界に恐怖と好奇心を感じさせてくれる「Ghost gate」。最後に届けた「MONSTIME ~long ver.~」では、MIKI(Vo)とseek(Ba)がパートを入れ代わる場面も加えながら、場内に狂喜の物語を描きあげていった。

力(Vo)が黒いバットを振り乱し厳つい武装をした集団を引き連れてステージに上がったのはBlack DASEIN。彼らは黒とDASEINをこよなく愛し、コピーしているバンド。「Yの黙示録」や「黒細胞」など邪悪な匂いを満載した楽曲たちで場内を煽った。「I miss you」のような開放的なポップナンバーも披露しつつ、終始邪悪な匂いを放ちながら、イベントに黒い暴風を巻き起こし続けていた。

トリを飾ったのは、連日登場のアンティック-珈琲店-。この日も「千年DIVE!!!!!」「生きるための3秒ルール」、大黒摩季のカバー曲「熱くなれ」、「スマイル一番イイ♀~2016 ver.~」などお馴染みの楽曲を突きつけ、フロアを開放的な熱狂空間に染め上げていた。他にもこの日は、あえて季節を逆行するように桜ソング「Cherry咲く勇気!!」や、初期の人気ナンバー「逃避回路~2016ver.~」も演奏。終始、笑顔の花咲く最高のライブ空間をアンティック-珈琲店-は届けて本編を締めてくれた。

アンコールでは、アンティック-珈琲店-のメンバーを軸に、出演バンドのヴォーカリスト全員が舞台に登場し全員で大黒摩季の「熱くなれ」を大セッション。Black DASEINの力の腕に書かれていた“大黒”の文字に、アンティック-珈琲店-のみく(Vo)が突っ込みを入れる場面も。このセッションで会場はお祭りムードに染め上げられ、大盛り上がりのままイベントが終了した。

2日間に渡り行われた<“Visual Parade” Extra at Summer’16>。このイベントシリーズは、次回も絶賛調整中とのこと。次の開催も期待しておいてほしい。

最終更新:9/12(月) 21:04

BARKS