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【人間椅子連載】ナザレス通信Vol.12「ジャケ買い」

BARKS 9月15日(木)11時18分配信

アマゾンのおかげでかなりレアなアルバムでも簡単に手に入るようになりました。便利ですが、探していたCDとの劇的な出会いや、偶然の運命の出会いといったものがなくなってしまいます。愛着も少なくなって、注文したものが届いてもしばらく封を切らなかったりすることもしばしばある程です。以前はたまにあったジャケ買いも最近は無くなってしまいました。寂しいことです。やはりCDやレコードはなるべくお店に足を運んで買いたいものです。

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ジャケ買いの一番最初はオジー・オズボーンの『DIARY OF A MADMAN』でした。高校1年の頃でしょうか。放課後はレコード店、中古レコード店、レンタルレコード店をはしごするのが日課だったのですが、ある時そのジャケットを見つけてすっかり気に入ってしまいました。骸骨、蝋燭、黒猫、蜘蛛の巣、血糊、白塗りと、自分の好きなもののてんこ盛りだったのです。手持ちが少なかったので相当迷いましたが、衝撃がすごくて買ってしまいました。結果、大正解です。曲がかっこいいし、なんと歌っているオジーという人は既に好きだったBLACK SABBATHのボーカルだったのです。その頃の自分はそんな事も知らなかったのでした。後にオズフェストに出演する人間椅子ですから、なんと運命的な出会いではありませんか。こんな事もあるのでジャケットは大事です。

上京してからも運命のジャケ買いがありました。東京でも相変わらずレコード店のはしごが続いたのですが、西新宿のストリップ小屋の2階にある中古レコード店でのことです。絵画のようななんとも美しいジャケットを見つけました。緑色の湖に青い空、大きな鳥を御する赤い服を着てインコの頭をした人間、BUDGIEの『NEVER TURN YOUR BACK ON A FRIEND』(邦題は『友情』)でした。どんな音なのか、まるで想像つきませんでしたが、美しさに惚れて買ってしまいました。そして1曲目に針を落とした時の衝撃。なんとかっこいいリフなのでしょう。「BREADFAN」、人間椅子が後に歌詞を変えてカバーする「針の山」の原曲です。まさかその曲と一生の付き合いになるとは夢にも思いませんでした。その絵を描いたのがロジャー・ディーンという有名なジャケットの画家だと知ったのも随分後のことでした。ねぷた絵師の三浦呑龍さんの次に好きな絵描きさんです。

今回はオジー・オズボーン・バンドのおすすめ盤。皆さんもご存知の1stアルバム『BLIZZARD OF OZZ』です。このジャケットもいいですよね。「これを買わない奴は呪ってやる~」と言ってるみたいで。内容も凄い。BLACK SABBATHを辞めた嬉しさがぎっしり詰まった力作です。

で、結局何が言いたいのかというと、CDは足を運んでお店で買おうということです。きっと運命の出会いが待っています。

●今回のマイベストテープ~ カバーだけどかっこいい曲
A1.Superstition / BECK,BOGERT&APPICE
A2.LOCO MOTION / GRAND FUNK RAILROAD
A3.Move Over / SLADE
A4.This Flight Tonight / NAZARETH
A5.Rosalie / THIN LIZZY
B1.You Really Got Me / VAN HALEN
B2.Every Little Thing / YES
B3.2,000Man / KISS
B4.Ain't That A Shame / CHEAP TRICK
B5.Little Wing / DEREK AND THE DOMINOS


<秋のワンマンツアー「地獄の季節」>
10月29日(土)水戸 mito LIGHT HOUSE
10月31日(月)神戸 Chicken George
11月2日(水)博多 Be-1
11月4日(金)広島 BACK BEAT
11月5日(土)高松 Olive Hall
11月7日(月)名古屋 Electric Lady Land
11月8日(火)京都 KYOTO MUSE
11月10日(木)大阪 umeda AKASO
11月13日(日)青森 Quarter
11月15日(火)札幌 cube garden
11月17日(木)盛岡 CULB CHANGE WAVE
11月19日(土)渋谷 TSUTAYA O-EAST
【チケット発売日】
10/29~11/17の11公演は、9/11(日)より一般発売
11/19渋谷TSUTAYA O-EAST公演のみ、9/25(日)より一般発売

■メルダック、徳間の旧譜作品13タイトルがHQCDで再発決定
2016年11月2日(水)発売
13全作品 各2,500円(税込) / TKCA-10173~TKCA-10185
(1)『人間失格』(1990年7月21日)
(2)『桜の森の満開の下』(1991年3月13日)
(3)『黄金の夜明け』(1992年6月21日)
(4)『羅生門』(1993年10月21日)
(5)『二十世紀葬送曲』(1999年3月25日)
(6)『怪人二十面相』(2000年6月21日)
(7)『見知らぬ世界』(2001年9月21日)
(8)『修羅囃子』(2003年1月22日)
(9)『三悪道中膝栗毛』(2004年9月29日)
(10)『瘋痴狂』(2006年02月22日)
(11)『真夏の夜の夢』(2007年8月8日)
(12)『未来浪漫派』(2009年11月4日)
(13)『此岸礼讃』(2011年8月3日)
*( )内はオリジナル作品の発売日

最終更新:9月15日(木)11時18分

BARKS

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。