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ゆるキャラGP 盛り上がり欠く群馬県内 “本業”の地元PR専念シフト

上毛新聞 9/12(月) 6:00配信

 全国のご当地キャラクターが人気を競う「ゆるキャラグランプリ2016」のインターネット投票が始まって1カ月半がたつが、群馬県内はいまひとつ盛り上がっていないようだ。昨年のグランプリで県勢1~3位の人気キャラが出馬を見合わせたのに加え、「ゆるキャラブームは終わった」と分析する関係者もいる。

◎エントリー数減少 費用や手間を考慮

 上毛新聞の調べによると、グランプリにエントリーした県内キャラクターは2011年9体、12年15体、13年29体、14年37体、15年37体と増加傾向だったが、16年は29体と初めて減少した。

 盛り上がりに欠けるのは、人気キャラの不出馬の影響がありそうだ。昨年のグランプリで県勢最高の29位だった前橋市「ころとん」は、本業の観光PRに専念するため出馬を見合わせた。県内2位の33位の館林市「ぽんちゃん」も「地元イベントに多くの時間を割きたい」(商業観光課)とエントリーせず、県内3位の沼田土建(沼田市)の「どケンくん」も出場していない。ある関係者は「ゆるキャラブームは一段落した。本来のプロモーションに力を入れたい」と話す。

 市民に投票を呼び掛ける選挙戦は約3カ月と長く、経費や手間もかかるため、出馬を見合わせたキャラクターもある。ある自治体の担当者は「ぐんまちゃんが優勝したときほどの盛り上がりはないし、時間と人を費やす組織戦を展開しないと上位入賞は難しい。自分たちにはできない」と打ち明ける。

 そんな中、エントリーした県内キャラクターたちは地道な選挙戦を繰り広げている。5日時点で、前回105位(県内4位)だった「ぐんケンくん」(県建設業協会)は65位、109位(県内5位)の「キノピー」(桐生市)は76位と奮闘。11月6日の投票終了日までSNSで情報発信したり、県内イベントに登場する予定だ。両者とも「グランプリは全国に名前を発信する機会。県内1位を目指す」と意気込んでいる。

最終更新:9/12(月) 6:00

上毛新聞

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