ここから本文です

川口春奈「可愛さなんていらない」

Lmaga.jp 9/12(月) 17:00配信

「とにかく全力でぶつかっていこうと」(川口春奈)

新たなコメディエンヌ、誕生の予感──。9月10日公開の映画『にがくてあまい』で主人公・江田マキを演じた川口春奈が、これまでの純情なイメージを一新し、肉食系のキャリアウーマンをコミカルに好演。農家の娘なのに野菜が嫌い、私生活もだらしないヒロインが恋するのは、料理上手なイケメン美術教師・渚。だが、彼は実はゲイだった・・・。脚本は、ヨーロッパ企画の大歳倫弘(監修で上田誠も参加)。珠玉のラブコメとなった本作について、川口春奈を直撃した。

セーラー服姿の川口春奈

──とにかく面白かったです。ここ最近、出演された映画やドラマと比べても、ここまで振り切った川口さんを見るのは初めてで、いよいよコメディエンヌとして才能が開花されたというか。

コメディエンヌ! わたし、コメディエンヌなのかな(笑)。

──今回、マキという役を演じてみて、これまでと違う心境などあったんですか?

そうですね、とにかく全力で振り切るというか。もう、0か100みたいな(笑)。そういう勢いは意識してやりましたし、コロコロと顔を変えるキャラクターでもあるので、喜怒哀楽がハッキリ見えるようには意識しました。

──ここまで振り切っちゃっていいのかな、という思いは?

自分がどう見られようが、思われようが、どんだけ汚い顔をしようが、まったくそれは気にしてなくて。逆にそれが共感だったり、好感につながれば、もっとこの役が魅力的に見えるかなと思って。正直で素直、それがかわいかったりするのかなと思うので、それは草野監督とも「全力でいこう!」というのは話してました。

──監督から言われたことで、印象に残っている言葉はありますか?

その都度、結構細かく言われるのが多かったですね。そんなに覚えてないですけど、とにかくいろんな表情をというのは、テーマでもあったかな。

──これまでの出演作で、これだけ多彩な表情を見せたことって・・・。

う~ん、あるとは思うんですけどね。とはいえ、ひとつの作品のなかでの振り幅は、かなり広かったと思います。

──マキという役についてはどうですか?

個人的にはすごい好きです。全力で素直で、とにかく真っ直ぐ。だけど、完璧じゃないところが、なんか人間らしくて。だから自分で演じてても、どんどん好きになっていくし、もっともっとマキちゃんの魅力を伝えたいって思いました。そのために、どうすれば伝わるかなって考えることが多かったですね。

──その、どうやったら伝わるか。というのは?

駄々をこねたり、ただ泣くって台本に書いてあっても、泣き方によって可愛いらしいな、とか、ちょっとイヤな女だなって思うかどうか。もちろん観る人次第だと思うんですけど、自分が思う・・・大人なのにグジャグジャ泣いて、大人なのに子どもみたいに人に頼るというのが、マキのすごく可愛い部分だと思うんですね。だから、見た目の可愛さなんか要らなくって。とにかく全力で一生懸命ぶつかっていこうと。

──その全力感がよかったです。

ありがとうございます。今回のテーマは、全力だったので。

──この映画は、林遣都さん演じる渚の手料理、オーガニックな野菜料理というのが物語の重要なパーツになっています。野菜嫌いの主人公が野菜料理を食べ、そのリアクションを林さんが受けて、話が転がっていくわけですが、その表情も良かったですね。

もう、食べて美味しいという表情に関しては、ホントに美味しかったんで(笑)。そこはなんの演技もなく、わたしの素です。めちゃくちゃ美味しかったです。お肉に見せかけた野菜料理とかアイデアもすごくて。

──リアルな反応だったと?

めちゃくちゃリアル。リアルというか、いっぱい食べてましたね、現場で(笑)。ホントに美味しかったですよ。演技では、それが一番伝わるかなって。なんか表現しようとするんじゃなく、そのとき感じた素直なものが、観てる人にも刺さればいいなと。

──普段の食生活にも変化があったんじゃないですか。

わたし、こう見えてバランスいいんですよ(笑)。食べることは好きなので、結構いろんなものを小まめに食べてます。

1/2ページ

最終更新:9/12(月) 17:00

Lmaga.jp

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

失うことで不完全さの中に美を見出した芸術家
画家のアリッサ・モンクスは、未知のもの、予想しえないもの、そして酷いものにでさえ、美とインスピレーションを見出します。彼女は詩的で個人的な語りで、自身が芸術家として、そして人間として成長する中で、人生、絵の具、キャンバスがどう関わりあってきたかを描きます。 [new]