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中国産マグネシウム価格が上昇、2370~2400ドルに

鉄鋼新聞 9月12日(月)6時0分配信

 中国産マグネシウム価格が上昇している。足元の対日価格はCFR(船賃込み本船引渡し条件)2370~2400ドルと、月初から1・3%高の水準。高値ベースでは約1カ月ぶりに2400ドル台を付けた。夏場の閑散ムードから弱横ばい推移が続いていたが、供給タイト感の高まりを受けて徐々に強基調に転じている。

 非鉄専門商社タックトレーディング(上島隆社長)によると、中国の国内価格は1万4500~4900元。月初から300~400元上昇した。
 8月は一部の中小工場が換金売り目的の値下げ販売を行う向きもみられたが、その後は輸出会社の買い付けや在庫減、石炭価格上昇、陸上運送料の値上がりなどにより値上げムードに転じている。
 特に陸上運送料は重量規制などで実質35%高の水準となっており、マグネ販売価格に転嫁する動きが強まったとみられる。
 上島社長は「8月も主要生産地である府谷地区の在庫が5千トン以上減っているもようだ。今後、海外や中国国内の引き合いが活発になれば、工場が本格稼働期に入っても相場は上昇する可能性が高い」と説明。「目先は2400~2500ドルの値動き」と観測する。

最終更新:9月12日(月)6時0分

鉄鋼新聞