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気象情報提供サービスの「ウェザー・サービス」(千葉県成田市)が破産手続き開始

帝国データバンク 9月12日(月)16時30分配信

 7月27日付で事業停止したウェザー・サービス(株)(TDB企業コード260853631、資本金1億3551万7500円、成田市花崎町959、代表横田匡彦氏)は、9月7日に千葉地裁佐倉支部より破産手続き開始決定を受けた。

 破産管財人は山村清治弁護士(千葉市中央区中央3-10-4、みどり総合法律事務所、電話043-224-2233)。債権届け出期間は10月7日までで、財産状況報告集会期日は2017年1月10日午前11時。

 当社は、1998年(平成10年)6月に設立。国土交通省や地方自治体、民間企業向けに気象情報や花粉飛散情報に関する情報解析、システム構築、情報提供サービスを手がけ業容を拡大してきた。2009年11月にはNTTドコモと資本提携について合意し、2010年1月にiモード公式サイト「ウェザーサービス」を開設、その後携帯電話各社のサイトを通じて気象情報、花粉情報を提供し、2012年5月期には年収入高約3億2800万円を計上していた。

 またこの間、人工的に花粉を飛散させる花粉曝露設備を設置し、国内大手製薬メーカーからの受託により花粉アレルギーの臨床試験なども手がけていた。

 しかし、得意先の予算削減や同業者との競争激化などの影響で業況は伸び悩み、2014年5月期には年収入高約2億9600万円、翌2015年5月期の年収入高は約3億500万円にとどまり、人件費負担をまかないきれず連続欠損を計上。官公庁向けの営業に注力してきたが、今年春先の売り上げが大幅に減少、金融機関からの追加調達が困難となり資金繰りはひっ迫、事業の継続を断念し7月27日付で事業を停止していた。

 申請時点の負債は約2億2166万円。

最終更新:9月12日(月)16時30分

帝国データバンク