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教え子殺害元准教授、嘱託殺人主張 起訴内容を否認、福井地裁初公判

福井新聞ONLINE 9月12日(月)9時57分配信

 福井県勝山市で昨年3月、教え子の女子大学院生を絞殺したとして、殺人の罪に問われた福井大大学院の元特命准教授、無職前園泰徳被告(44)=同市=の裁判員裁判の初公判が12日、福井地裁であった。前園被告は「(院生に)殺してくださいと頼まれたので、殺人ではありません」と嘱託殺人を主張、起訴内容を否認した。

 起訴状によると、昨年3月12日、同市内に止めた車内で、殺意を持って東邦大大学院生菅原みわさん=当時(25)=の首を腕で絞め窒息死させたとされる。

 これまで裁判所が検察、弁護人と協議し、争点や証拠を決める公判前整理手続きは15回行われた。同地裁などによると、菅原さんの真意に基づく殺害の嘱託があったかどうかが主な争点となる。

 昨年3月に福井簡裁で開かれた勾留理由開示の法廷で、前園被告は「(院生から)『殺してください、もう無理です』と頼まれた」と述べた一方、嘱託を受け入れた経緯は触れていなかった。事件の背景に男女間のもつれがあったともみられており、犯行に至った経緯など、どこまで明らかになるか注目が集まる。

 判決は9月29日に言い渡される。

福井新聞社

最終更新:9月12日(月)10時3分

福井新聞ONLINE