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東京・赤坂に龍馬と勝 師弟像 長崎の彫刻家・山崎さん制作 勝邸跡で除幕式

長崎新聞 9月12日(月)9時17分配信

 長崎にゆかりのある坂本龍馬と勝海舟の師弟像が、長崎市の彫刻家、山崎和國さん(81)によって制作され、10日、東京都港区赤坂の勝邸跡地で除幕式が開かれた。地元住民や山崎さん、勝と龍馬の子孫らが建立を祝った。

 幕末の志士、龍馬は、幕末・明治の幕臣・政治家として活躍した師匠の勝から大きな影響を受けた。師弟像は、台座上に勝の座像(高さ1・6メートル)と龍馬の立像(同1・9メートル)が並ぶブロンズ製。勝が維新後の1872(明治5)年から99年に死去するまで住んだ場所で、現在は区立特別養護老人ホームの敷地内にある。像は道路に面した一角に建てられた。

 建立は地域活性化などを目的に、住民有志が費用を出し合って計画。勝のやしゃご、高山(こうやま)みな子さん(54)=神奈川県鎌倉市=に相談したところ、長崎市の風頭公園の龍馬像制作者で、親交のあった山崎さんを紹介され、依頼した。

 山崎さんは約1年2カ月かけて制作。同日は高山さん、坂本家10代目の坂本匡弘さん(50)=東京都八王子市=らと除幕に加わり、「納得できる出来。この地に建ててもらったことは誇りになる」と笑顔を見せた。高山さんは勝の像について「目に意志の力を感じ、威厳がある」とうれしそうに話した。

長崎新聞社

最終更新:9月12日(月)9時17分

長崎新聞