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SB高谷、スクランブル昇格で貢献「痛いとか痒いとか言ってる場合じゃない」

Full-Count 9/12(月) 7:34配信

高谷が復帰後初の先発マスク「いい緊張感あった」中で先制打

 11日の西武戦。内川聖一とともにお立ち台に上がったのは、左膝の手術を乗り越えて1軍に戻ってきた高谷裕亮だった。

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 高谷はシーズン中に左膝を痛め、7月6日に鏡視下左膝内側半月板切除手術を受けた。「手術に踏み切ったのも、絶対にシーズン中に戦列に戻るんだという気持ちがあったから」という高谷は、筑後の室内練習場で懸命のリハビリを続けた。

 2軍でようやく実戦に復帰したのは9月に入ってから。たまたま細川亨のケガによる離脱も重なり、1軍復帰は思いがけず早まった。そして1軍登録された翌日の11日に、6月12日の巨人戦以来となるスタメンマスクを任された。

「普通にすんなり(試合に)入ることができました。いい緊張感はありましたね」と高谷。2回裏2死一、二塁のチャンスで回ってきた最初の打席では、「簡単に追い込まれたんで、何とか食らいついていきました」と、センター前に抜ける先制タイムリー。

左膝はまだ万全とはいえない状態も「ほかにもケガを抱えている選手はいる」

 その後は、攝津正、岩嵜翔、森唯斗、スアレス、サファテの投手リレーを最後までリードし続け、攝津の白星獲得にも貢献した。

「今日は攝津がしっかりがんばったことに尽きます。ストレートも伸びがあったし、カーブでカウントも取れた。(攝津の)持ち味をうまく出せたと思います」

 左膝はまだ万全とはいえない状態だが、「ほかにもケガを抱えている選手はいるし、その中でみんな目の前の試合に集中しながら戦っているわけですから。ボクだけが痛いとか痒いとか言ってる場合じゃない」と高谷。西武打線に3発の本塁打を許したが「これからは1球が命取りになるようなゲームが続くので気を引き締めたい」と、反省も忘れない。

 細川が実戦復帰までもう少し時間を要する中、スクランブル昇格を果たした高谷の存在は極めて大きい。

藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura

最終更新:9/12(月) 7:34

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