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日台交流 続くラリー 伊勢原高女子バレー部

カナロコ by 神奈川新聞 9/12(月) 16:32配信

 全国大会出場の経験もあり、県内有数の実力校として知られる県立伊勢原高校女子バレーボール部が夏休みを利用し、台湾を訪れた。訪問は太平洋戦争中、大和、座間の両市にあった旧日本海軍の航空機工場「高座海軍工廠(こうしょう)」で働いた元台湾少年工がとりもった縁で昨年に始まり、今年で2回目。新北と台中の2市で現地の強豪高校と合同練習を行い、親睦を深めた。

 元台湾少年工と、同校がある伊勢原市などに住む日本人の元従業員の交流団体「高座日台の会」(佐野た香会長)などの相互訪問は戦後71年を迎えた現在も続いている。交流に感動した同部の中坂(なかばん)慎次郎監督(35)らが同会に仲介を依頼。元少年工で台湾の元国会議員らが動き、現地の受け入れ校を調整して実現した。

 今年は8月21~25日の4泊5日の日程で、全部員38人と教職員3人の計41人が参加。新北市の国立華僑高級中学、台中市の市立東山高級中学とそれぞれ合同練習を行った。2校とも台湾で1、2位の実力という。日台両校の生徒が即席の混成チームをつくり、練習試合を行ったほか、それぞれが練習方法を紹介しあう場面もあった。夜は台湾名物の夜市を一緒に楽しんだという。

 3年生の田中みのり部長(18)は昨年の訪問時にスマートフォンの無料通信アプリ「LINE(ライン)」で台湾チームと連絡先を交換し、今も連絡を取り合う。「初めて海外に友人ができ、今年も交流を深めることができた。日本に遊びに来たら、いろいろな場所を案内したい」と話していた。

最終更新:9/12(月) 16:43

カナロコ by 神奈川新聞