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「防災カフェ」で意見交換

紀伊民報 9/12(月) 17:00配信

 和歌山大学災害科学教育研究センターは10日、防災の専門家と一緒に飲み物を片手に気軽に語り合う「ワダイの防災カフェ」を、和歌山県那智勝浦町市野々の県土砂災害啓発センターで開いた。防災カフェは来年1月まで紀南(那智勝浦町)と紀北(和歌山市)の2会場でそれぞれ5回開催予定。初開催のこの日は「防災ジオツアー」をテーマに話し合った。

 和歌山大学災害科学教育研究センターと国土交通省近畿地方整備局の主催。防災カフェは、地域の防災力を高めるため、少人数を対象に講師と双方向に情報交換ができる場をつくりたいとして本年度から始めた。

 この日は、人と防災未来センター(神戸市)研究員で、和歌山大学災害科学教育研究センターで客員准教授も務める本塚智貴さん(33)が講師を務め、新宮・東牟婁や田辺市などから約30人が参加した。

 本塚さんは防災教育のハードルを下げ、地域の個性を生かし楽しみながら防災や地域について学ぶことができる方法として「南紀熊野ジオパーク」「ジオツーリズム」に注目していることを強調した。

 南紀熊野ジオパークの中にも、土砂災害や豪雨、地震・津波に関係する場所が多くあることを紹介。「うまく結び付けると防災ジオツアーができる。自然の脅威だけでなく恩恵についても同時に学び、ポジティブなイメージを抱いてもらうための仕掛けも重要」などと述べ、那智勝浦町で開催した防災ジオツアーの状況について説明した。

最終更新:9/12(月) 17:00

紀伊民報