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板柳へ帰郷 福士加代子選手「走ること続ける」

Web東奥 9月12日(月)22時19分配信

 リオデジャネイロ五輪女子マラソンに出場し日本勢最高の14位だった福士加代子選手(34)=五所工出、ワコール=が12日、出身地の青森県板柳町に里帰りした。福士選手は「走ることは続ける。日々これからのことを一生懸命やっていくだけ」と競技を続行する意向を表明。東京五輪については「4年たってみないと分からない」と語った。
 福士選手は、ワコール女子陸上部の永山忠幸監督、父正幸さん(67)と共に同日午後、町役場に成田誠町長を表敬訪問。町職員が大きな拍手で出迎え。町長が花束を手渡した。
 町は今年12月、町民約千人の参加を募り、自分が手にしたリンゴをリレー形式で隣の人に食べさせるギネス記録に挑戦する。成田町長から「来てくださいよ」と要請された福士選手は「スケジュールを確認します」と笑顔で応じた。
 夜には町多目的ホールあぷるで「感謝のつどい」が開かれ、町民や高校の同級生ら約220人が福士選手をねぎらった。
 あいさつに立った福士選手は「ここにメダルがあったらよかったんだけどね、ないんだなこれが」と悔しさをにじませ「日本人でトップになっちゃったから辞められないじゃんね。どこまでやれるか分からないけど、(競技を続けた場合)4年後には東京があるし、2年後は世界陸上もあるし…」と現役続行の意思を明らかにした。
 会場を訪れた五所工陸上部の同期生・石岡有紀さん(35)、野上千春さん(34)は「まだ頑張るのかという気持ちだが、やるからには応援したい」。五所工時代の恩師安田信昭さんは「30代後半になればきついかもしれないが、本人の努力次第で戦える。頑張れ」とエールを送った。

東奥日報社

最終更新:9月13日(火)9時50分

Web東奥