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OPEC非公式会合の重点、増産凍結から自主的な生産制限に移行か

Bloomberg 9月12日(月)9時45分配信

今月アルジェリアの首都アルジェで開かれる石油輸出国機構(OPEC)非公式会合に備え、各国高官らがテヘランとモスクワ、パリの間を行き来する中、加盟国の取り組みの重点は増産凍結から自主的な生産制限へと移っているようだ。

サウジアラビアを中心とするOPECと他の産油国は、非公式会合で、現行水準での増産凍結ではなく、参加各国の産油量が一定の上限を超えないようにすることで合意する道筋を検討している。幾つか検討されている中の一つであるこの選択肢は、イランなど増産凍結に反対している国々が増産計画を実行しながら合意に参加するのを容認することで、これらの国々の抵抗をかわす方策の一つとなる可能性がある。

スイスの石油コンサルタント会社ペトロマトリックスのマネジングディレクター、オリビエ・ジャコブ氏は、「増産凍結協議は生産枠についての交渉へと変化しつつある。大半の国々は、増産継続に多少の余地を残した生産水準を求めている」と指摘した。

各国に自国の生産水準を選択することを容認すれば、短期的な過剰生産抑制にはほとんど寄与しないものの、将来の政策協議の指標となり、4月の増産凍結協議失敗の繰り返しを回避することになるかもしれない。イランは引き続き、同国が経済制裁前の水準まで生産を増やすことを阻む合意には抵抗している。こうした姿勢から4月の協議は物別れに終わった。

原題:OPEC Focus Moves From Freeze to Output Ceilings as Unity Sought(抜粋)

Dina Khrennikova, Javier Blas, Angelina Rascouet

最終更新:9月12日(月)9時45分

Bloomberg