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ギリシャ国債、ECB買い入れ対象に含める必要-チプラス首相が訴え

Bloomberg 9月12日(月)10時46分配信

ギリシャのチプラス首相は、同国の債務負担の軽減手段をめぐる債権者間の対立が解消できて初めて、投資家を呼び込むことが可能になると述べ、欧州中央銀行(ECB)の資産購入プログラムの対象にギリシャ国債も含めるべきだとの考えを明らかにした。

チプラス首相は11日、「ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)は正しい方向の決定を行っており、債務をめぐる決定それ自体ではなく、国際通貨基金(IMF)と欧州機関との間で繰り返されている対立や衝突が、市場と投資家の信頼回復の遅れをもたらしている」と発言。ギリシャは「フェアな債務の取り決めに値する」とした上で、ドイツで来年予定される総選挙に言及し、「このフェアな取り決めが他の欧州諸国で行われる選挙に左右されることはあり得ない」と語った。

首相はまた、ギリシャ債務の持続可能性をめぐるドイツとIMFとの対立がなければ、ギリシャ国債は既にECBの量的緩和プログラムの適格対象になっていただろうと主張した。

ECBのドラギ総裁は、ギリシャ債務の持続可能性の強化と分析の進展状況を考慮し、「今後ある段階」でジャンク級(投機的格付け)のギリシャ国債を買い入れる意向を示している。ギリシャ国債がECBの資産購入プログラムの対象となれば、借り入れコストの軽減につながり、債券市場への復帰が容易になる可能性がある。

原題:Tsipras Repeats Call for Greek Debt Relief, Seeks Bonds in QE

Nikos Chrysoloras

最終更新:9月12日(月)10時46分

Bloomberg

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