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【個別銘柄】鉄鋼安い、SUMCOやクミアイ化急落、カルソカン急伸

Bloomberg 9月12日(月)11時42分配信

12日の日本株市場で、株価変動材料のあった銘柄の終値は以下の通り。

鉄鋼株:新日鉄住金(5401)が前週末比3.8%安の2057.5円、JFEホールディングス(5411)が3.4%安の1513.5円など。野村証券では高炉の主原料である原料炭のスポット価格の上昇が続いており、高炉メーカーのコストが大きく増加するリスクを指摘。ごく短期ではさらに価格が上昇するリスクが残るとし、高炉メーカーの業績にとって価格上昇はややネガティブで、コスト高を迅速に製品価格に転嫁できる環境ではないとした。

SUMCO(3436):5%安の780円。モルガン・スタンレーMUFG証券は、300ミリウエハーを中心に中期的に需給タイト化は見込めず、収益は低レベルが続くと指摘。コストダウンも限界にきており、業績が大きく改善するには300ミリウエハーの需要大幅拡大、それに伴った需給タイト化による製品市況上昇にかかっているものの、現状のマクロ環境下では需給タイト化は難しいとの見方を示した。目標株価550円、投資判断「アンダーウエート」をそれぞれ継続。

クミアイ化学工業(4996):12%安の551円と東証1部値下がり率首位。2016年10月期営業利益計画を32億円から前期比49%減の19億円に下方修正した。国内営業が低調だったほか、海外畑作用除草剤での販売提携先による引き取り数量の下振れや試験研究費の増加、為替レートの見直しなどが響く。通期の想定レートは従来の1ドル=105円、1ユーロ=120円からそれぞれ100円、110円に変更。

ピーシーデポコーポレーション(7618):5%安の697円。8月の既存店売上高は前年同月比9.9%減だった。8月17日に公表したプレミアムサービス契約解除料に絡む顧客クレーム問題で新規加入会員が減少したことなどが約6%の減収要因になった。いちよし経済研究所は投資判断を「買い」から「中立」に引き下げた。

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最終更新:9月12日(月)15時14分

Bloomberg