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サムスン電子、2日間で時価総額2.25兆円失う-ノート7問題拡大で

Bloomberg 9月12日(月)19時12分配信

韓国のサムスン電子は2日間で時価総額を220億ドル(約2兆2500億円)失った。大画面スマートフォン「ギャラクシーノート7」の使用禁止や注意喚起が広がり、利益への打撃が拡大することを投資家が織り込んだ。

サムスン電子株は9日以降11%下落し、2営業日の下げ幅が2008年以来の大きさとなった。同社が示した懸念に続き、米当局がノート7の保有者に対し電源を切り充電しないよう呼び掛けたことが嫌気された。米連邦航空局(FAA)は乗客にノート7の機内での使用自粛を求めた。

この株価急落は、サムスンブランドに対する打撃がノート7のみの回収・修理費用として当初見積もられた10億ドルを大きく超える恐れがあることを示唆している。

IDCのデバイス調査担当副責任者ブライアン・マー氏は「サムスンの悪夢は悪化の一途をたどっている」と指摘。モデルの差別化が困難であることから、ノート7だけでなくサムスン製スマホ全機種の禁止を航空会社が決める可能性があると述べた。

原題:Samsung Slumps by $22 Billion as Note 7 Safety Warnings Pile Up(抜粋)

Sohee Kim

最終更新:9月12日(月)19時12分

Bloomberg