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犬猫殺処分減る 那覇市内 愛護団体と連携、奏功

琉球新報 9/13(火) 5:00配信

 9月20~26日は動物愛護週間。那覇市内における犬猫の収容数、殺処分数は、共に2013年度以降、減少傾向にある。法律の改正や中核市に移行してからの取り組みが奏功した一方、猫に関しては収容した個体の処分率は依然として高く、課題も残る。那覇市環境衛生課は「責任を持って最後まで飼ってほしい」と呼び掛けている。


 犬の収容数は12年度の254匹から、13年度で193匹と大幅に減少し、その後も14年度で168匹、15年度で146匹と減少し続けている。猫も422匹だった12年度から、13年度に282匹、14年度に271匹、15年度は267匹まで減少した。

 同課は、飼い主から行政に引き取り依頼があった場合に最後まで育てることを徹底させる改正動物愛護管理法制定が収容数減につながったとみている。

 犬の処分数は12年度の131匹から、13年度で78匹、14年度は43匹、15年度で29匹と収容数とともに大きく減少している。猫の処分数は、12年度で406匹、13年度で272匹、14年度252匹、15年度に237匹と減少する一方、収容された約90%の猫が処分されている。

 処分数の減少には、市が中核市に移行して以降実施している動物愛護団体と連携した取り組みやフェイスブックなどでの飼い主探し、迷子犬や迷子猫の貼り紙貼り、啓発活動の取り組みが功を奏している。

 一方で、猫の処分数が依然多いことについては、犬鑑札や注射済み票による個体の登録が義務付けられている犬と違い、猫は(1)迷子札などの登録が義務付けられていない(2)所有者不明の猫が生み付けた子猫の引き取り依頼が多く、収容後に引き取り手が見つからない―ことなどがある。

 那覇市環境衛生課は、収容された犬4匹と猫8匹の飼い主を募集している。問い合わせは同課(電話)098(951)1530。

琉球新報社

最終更新:9/13(火) 10:51

琉球新報