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【香港】3年で本土保険資金5兆円流入へ、クレディ

NNA 9月13日(火)8時30分配信

 スイス金融大手クレディ・スイスの陳李・中国A株担当ストラテジストはこのほど、今後2~3年で中国本土保険業界から香港株式市場に向けて、少なくとも3,400億人民元(約5兆2,200億円)の資金が流入するとの見通しを示した。本土保険業界が運用する株式投資資金の約2割に相当するという。12日付香港経済日報が伝えた。
 本土保険業界の運用資金は昨年末時点で12兆5,000億元。うち株式向け投資は1兆7,000億元だった。本土保険業界はこれまで、上場投資信託(ETF)や公募ファンドを通じて間接的な香港株式への投資が認められていたが、中国保険監督管理委員会(保監会)は今月に入って、上海と香港の株式相互取引「滬港通」を通じた香港株式投資を試験的に解禁すると明らかにした。解禁されれば、保険業界から香港株式への直接投資が可能になる。
 陳ストラテジストは「保監会の措置は香港株市場の長期的発展につながる」とした上で、「3,400億元は最も少なく見積もった数値。本土保険業界から香港株式市場への資金流入は株式投資資金の30%に相当する5,100億元となる可能性もある」とみている。
 ただ、昨年の香港・本土株の下落を踏まえ、保険業界に慎重な投資姿勢が出ていることや、香港株への理解が深くない本土保険会社も一部にあると指摘し、本土の保険資金が急激に流入する可能性は低いと予測した。

最終更新:9月13日(火)8時30分

NNA

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