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楽天・茂木 球団新人初2発!パ野手18年ぶり新人王アピール

スポニチアネックス 9月13日(火)7時0分配信

 ◇パ・リーグ 楽天11―2オリックス(2016年9月12日 コボスタ宮城)

 楽天の茂木栄五郎内野手(22)が12日、オリックス戦で球団の新人では初の1試合2本塁打を放った。3回にバックスクリーンへ5号、6回には右翼席へ6号とソロ2発。三木谷浩史オーナー(51)も絶賛するルーキーが、パ・リーグ18年ぶりの野手による新人王獲得に向けて、残り17試合でラストスパートをかける。

 代名詞の「フルスイング」で杜の都に2本のアーチをかけた。3回はバックスクリーン、6回は右翼席へ。「2本とも良い形で打てた。それがフェンスの向こう側に行って良かったです」。茂木は球団の新人初の1試合2発を振り返りサラリと言ってのけた。

 ライバルの存在が刺激になった。大学日本代表ではクリーンアップを組み、今も連絡を取り合うオリックスのドラフト1位新人・吉田正だ。出場試合は47試合ながら7本塁打は茂木の6本を上回る。8月27日にはコボスタ宮城で2本塁打。「何であそこまで練習と変わらないスイングができるんだろう」と凄さを目の当たりにした。「吉田が相手にいたので、今日はあのスイングを参考に打席に入った」とフルスイングを取り戻し、梨田監督は「試合前、吉田を褒めたけれど、うちにも良い選手がいたなと改めて思った」と茂木の打撃を再評価した。

 9月に入り10試合で42打数15安打、4本塁打と調子を上げ、打率・283はチームトップだ。この日、都内で行われたオーナー会議に出席した三木谷浩史オーナーも「茂木くん、いいよね」と絶賛。新人王の対抗馬には9勝を挙げている日本ハム・高梨がいるが「茂木君はショートを守っているからね」と後押しした。

 パ・リーグで野手の新人王が誕生すれば98年の小関(西武)以来18年ぶり。それでも茂木は「今は意識していない。シーズンが終わってからのこと。一試合一試合、チームに貢献するためにはどうしたらいいかを考えている」と言った。目の前の一球、一打席、一プレーをひたむきに――。その姿勢が新人王への最大の近道となる。 (徳原 麗奈)

最終更新:9月13日(火)8時53分

スポニチアネックス