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オリックス、なぜ弱い? 広島V!いよいよ優勝から最も遠い球団に…「目先の結果をほしがりすぎる」

withnews 9/15(木) 7:00配信

 プロ野球12球団で最もリーグ優勝から遠ざかっていた広島が、25年ぶりの優勝を果たしました。では、これで現在、最も優勝から遠ざかるのは、どこのチームになるのでしょうか。答えはオリックス。1995、96年のパ・リーグ連覇以来20年、優勝していません。次が98年の横浜(現DeNA)です。「がんばろう神戸」をスローガンに、イチロー、田口壮らを擁して日本一になった球団は昨季5位、今季は最下位に。なんでこんなに弱いのでしょう?

【画像】イチローがいた神戸…優勝の凱旋パレード、懐かしの振り子打法

「40億円補強」の失敗

 とはいえ、ずっと下位だったわけではなく、2014年には優勝したソフトバンクとゲーム差なしの2位と、健闘しました。「優勝も夢じゃない」となった球団はそのオフ、総額40億円ともいわれた大補強に乗り出します。

 大リーグから中島裕之、日本ハムから小谷野栄一、DeNAからブランコといった強打者を獲得。これが全くの空振りでした。彼らは軒並み不振や故障。15年は開幕から低迷すると、6月に森脇浩司監督が休養します。

 「単純に選手を上積みすれば強くなるというものではない。あと一歩で優勝を逃した前年の悔しさを知るメンバーで戦っていれば、勝負できたんじゃないか。連帯感、つながりもあっただろう」。在阪のスポーツ紙記者も指摘します。

 新しい選手が加われば、当然昨年のメンバーは押し出される。お金をかけて呼んだ選手だけに、監督も使わざるを得ない。うまくかみ合わなかったのでしょう。

目先にこだわる

 オリックスの監督交代は、もはやお家芸とも揶揄されます。結果が出なければ、シーズン前半でも容赦なくクビです。2003年は開幕直後の4月に石毛宏典監督が解任されました。

 08年にはコリンズ監督、12年には岡田彰布監督が途中で退任しています。長期的な視野に立ったチーム作りが、しづらい環境にあると言えそうです。

 広島も長年低迷していましたが、緒方孝市監督の前の野村謙二郎監督は5年、ブラウン監督も4年務めています。こういった長期的なチーム作りの中から、丸佳浩や鈴木誠也といった選手が育ってきたのです。対照的ですね。

 ドラフト制度やチームの編成に詳しい野球ライターの小関順二さんは「オリックスは目先の結果をほしがりすぎる」と指摘します。

 「広島の鈴木は昨季は97試合出場、58安打しか打っていない。でも、今季は見切り発車的にレギュラーで起用、我慢して使い続けたら結果が出た」

 「日本ハムは大谷、近藤、中島、西川。ソフトバンクは武田、今宮ら。高卒を指名し、主力に育てあげています。オリックスは出来上がっているけど小粒な大学、社会人の選手を指名する傾向にある。高卒の選手の方が爆発力があるんです」

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最終更新:9/16(金) 15:01

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