ここから本文です

甲斐市長に保坂氏が無投票3選 「子育て、バイオマス発電を推進」

産経新聞 9月13日(火)7時55分配信

 任期満了に伴い11日告示された甲斐市長選は、現職の保坂武氏(71)が無投票で3選を果たした。保坂氏は、同市西八幡の後援会事務所に集まった支持者らに当選を報告。「バイオマス発電所を整備し、新たな雇用を生み出す準備をしたい」と3期目の抱負を述べた。

 保坂氏は旧竜王町出身。同町議、県議を経て、平成15年の衆院選で初当選。3期目の20年9月、甲斐市長選に転出し、無投票当選を果たした。24年も無投票で再選した。

 保坂氏は報道陣の取材に応じ、無投票での3選について「公平公正な市政運営を市民に理解いただいた」と述べた。

 市政の最大の課題について、保坂氏は「働く場所の確保」とし、数年以内に間伐材を活用する木質バイオマス発電所を誘致する考えを示した。市が同市岩森を想定している建設用地を民間企業に貸与し、国の補助金なども活用する仕組みを設け、発電所の建設を促す。発電で生じる廃熱を市営の温泉施設、プールや給食センター、さらにハウス農家などの熱源として活用する。

 子育て支援強化策に関しても保坂氏は、山梨大医学部出身の女性医師が近く開業する産婦人科医院に対し、「交付金で得る5千万円相当の医療機器を貸与していきたい」と述べた。

 同市と同大医学部は6月に、包括連携協定を結んでいる。

 さらに、産婦人科の関係者や子育て関連の団体代表らが、子育て支援策に助言や提言を行うために設けた協議会も活用していく。

 保坂氏は、大都市などから来る若い人たちの就農支援の重要性にも言及。「市に人を呼び込むために、このほかにもいくつかのアイデアを研究している」と述べた。

                   ◇

 ◆甲斐市長選

 保坂(ほさか) 武(たけし) 71無現〔3〕

 市長(文部科学政務官・衆院議員・県会議長)農林高

最終更新:9月13日(火)7時55分

産経新聞