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米9月利上げ確率15%に低下、ブレイナードFRB理事発言で

ロイター 9月13日(火)2時53分配信

[12日 ロイター] - 予防的な米利上げの論拠はそれほど強くないとのブレイナード米連邦準備理事会(FRB)理事の発言を受け、フェデラルファンド(FF)金利先物が織り込む9月の利上げ確率は、9日時点の24%から15%に低下した。

12月利上げの確率も、9日時点の約60%から約55%に低下した。

13日から20─21日の米連邦公開市場委員会(FOMC)に向けた「ブラックアウト期間」に入る中で、この日のブレイナード氏をはじめとするFRB高官の発言に対する注目度は非常に大きかった。

ブレイナード氏に関しては、ハト派として知られる同氏があえて来週の利上げを示唆するのではないかとの思惑も一部で浮上していた。

しかしアムハースト・ピアポント・セキュリティーズのチーフエコノミスト、スティーブン・スタンリー氏は調査ノートに「この種の仮定はわたしにとっては常に非合理的な印象を受ける。ブレイナード氏は、緩和的であるべき理由として、それが明るいものであれ暗いものであれ具体的な事実を長々と説明している」と記した。

ブレイナード氏は講演で、労働市場にある潜在的な弱さや海外経済関連のリスクを挙げた上で性急な利上げに対する警戒感を表明。現在みられる「ニューノーマル(新常態)」は緩和的な政策の解消に慎重である必要性を示していると指摘した。

*内容を追加します。

最終更新:9月13日(火)7時25分

ロイター