ここから本文です

那覇(女子)興南(男子)全国へ バスケ全沖縄高校選手権

琉球新報 9月13日(火)10時10分配信

 バスケットボールの第59回全沖縄高校選手権大会は11日、沖縄市体育館で決勝を行い、男子は興南が92―73で前原を下して3年ぶり9回目の頂点に立った。女子は那覇が74―66で糸満を制し4年連続6回目の栄冠に輝いた。2校は12月に東京で開かれる第47回全国高校選抜優勝大会(ウインターカップ)に出場する。


◆苦しい展開を耐える/終盤一気猛攻、4連覇
 劣勢の状態を我慢した那覇が終盤、一気に糸満を引き離した。4点差を追う最終クオーター(Q)、153センチのシューティングガード・前新屋愛美が放った2度の3点弾が流れを決めた。1投目は1点差に詰め寄るシュート。2点を返された直後には金城みゆ、山川美紅と連続得点を決め、前新屋の2投目がネットを揺らし、4点差を付けた。その後の攻防も、リバウンドからの攻撃を徹底した那覇が勝利を呼び込んだ。

 第1Qで17―22、第2Qで22―18、第3Qで13―16と一進一退の攻防が続いていた。後半はリバウンドやルーズボール、こぼれ球を丁寧に処理。テーマに掲げる“ディフェンスからの走るバスケ”が生き、第4Qは22―10と一気に火が付いた。

 「インターハイで悔いが残った。ウインターカップで3年生と最後までやりたい」と臨んだ金城は、ドライブで何度も攻めて、チーム最多の31得点。新主将の仲宗根悠は「3年生の存在が大きかった」と恩返しの気持ちを込め決勝に挑んだ。全員が気持ちを一つに、全国の切符を勝ち取った。

 屋嘉謙呉コーチは「ゲームの中で修正ができるようになっている。相手のオフェンスにうまく対応してくれた」と評価した。4年連続の全国の大舞台。ベスト8を目指し、個々のレベルアップに励む。(崎原有希)


◆断トツ“全国制覇”を宣言/興南

 着実にリードを広げた興南が追いすがる前原を引き離した。2点リードの第2Q、3点弾で得点を量産。第3Qにはフリースローで得点を積み重ね、一気に流れを引き寄せた。点差が開いても「1点を大事に確実に決めにいった」(玉栄龍也)。2点差で負けた昨年決勝の悔しさを胸に、選手らは最後まで気を抜かなかった。

 20得点した野原暉央は「リバウンドが取れ始め、良いバスケができた」と振り返る。4点差の前半、我慢の時間を耐え、チームの持ち味である守備からの速攻が尻上がりに機能。最終的に19点差と圧倒した。

 3年生全員が残って挑んだ最後の県大会。勝ち取った全国切符に、チームをけん引した島尻玲央は「けが人をなくし、断トツで離して優勝したい」ときっぱり。全国制覇に燃えている。

琉球新報社

最終更新:9月13日(火)10時10分

琉球新報