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<静岡県事業レビュー>高校生が初参加、大学生も運営

@S[アットエス] by 静岡新聞 9月13日(火)8時18分配信

 11日の静岡県事業レビューは若者の県政参加を促す目的で会場を初めて県庁外の静岡県立大(静岡市駿河区)に移し、運営にも大学生らが携わった。県事業の効果を判定する「県民評価者」(2日間で206人)にも初めて高校生6人が加わり、大学生も17人参加した。

 10日に県民評価者として臨んだ県立科学技術高3年大橋隆二さん(18)は「まちづくりに関心があり、担任の先生の勧めで参加した。内容は難しかったが、大人だけの視点で判定するよりも良い」と感想を話した。11日に参加した浜松学芸高3年の橋本真実さん(18)は「専門委員の話が具体的で分かりやすく、印象的だった。改善点も聞けて良かった」と話した。

 ただ、県が若者参加を前面に出した事業レビューとした割に、会場の一般傍聴は少なく、高校生や学生も少数だった。11日に県民評価者として参加した大学生(21)は「大学で開催した意味が見いだせない。判定結果が事業にどう反映されるのかも明確でなく、事業レビューそのものに改善が必要ではないか」と厳しい見方をした。



 ■「18歳選挙権」学生ら議論

 11日の静岡県事業レビューでは、県民審査員やオブザーバーを務めた大学生と大学院生計7人が「18歳選挙権」をテーマに意見交換する特別セッションが行われた。選挙への関心を高めるに、日ごろから政治について語る機会が必要との認識を共有した。

 選挙権年齢が引き下げられた7月10日投開票の参院選で、全国の18、19歳の投票率が46・78%(静岡選挙区42・97%)だったことに「思ったより高かった。(引き下げは若者の)意識向上に有効だった」との声があった。

 一方、「何も分からずに投票した人も多かった」「投票の質を上げることが重要」との指摘も出た。

 政治について語る機会について、「大学の図書館だけでなくカフェにも新聞を置いて情報に触れる場面を増やしては」「単位がもらえる授業で政治のディベートをするのが効果的」などと話し合った。

静岡新聞社

最終更新:9月13日(火)8時18分

@S[アットエス] by 静岡新聞