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18年NHK大河「西郷隆盛」成功のカギ握る“女傑”2人の素顔

日刊ゲンダイDIGITAL 9月13日(火)9時26分配信

 18年のNHK大河が作家・林真理子氏(62)原作の「西郷どん」に決まった。明治維新から150年の節目に、歴史好きならずとも知っているチョー有名人、徳川幕府の打倒と新政府樹立に尽力した西郷隆盛の生涯を描くという。

 主演男優は、一部スポーツ紙が堤真一(52)の内定を報じるも堤サイドは辞退したという。「制作統括の櫻井賢氏は、朝ドラ『マッサン』を手がけた人物。同作に主要キャストのひとりとして名を連ね、ドラマを成功させた功労者の堤に白羽の矢を立てたのは自然の流れ」(NHK関係者)というが、もくろみは外れたようだ。その結果、8日の定例会見で同局の籾井勝人会長は「主役は決まっていない」とお茶を濁すにとどまった。

 主演俳優と並んで成功のカギを握る脚本は、ヒットメーカーの中園ミホ氏(57)。

「脚本界の林真理子」の異名を持ち、「2人は“合コン”仲間。中園さんはとにかく世間の流行に敏感で、いち早く派遣社員の現状に着目し『ハケンの品格』(07年、日本テレビ系)をヒットさせた。主演の篠原涼子にデキる女性のイメージを定着させたのもこの作品。相当の手だれです」(放送ジャーナリスト)。

 最近でいえば、米倉涼子(41)主演の「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)シリーズも手がけている。最高視聴率27・4%をマークし、米倉を視聴率女王の座に押し上げただけでなく、テレ朝に新たなキラーコンテンツをもたらした。

「10月期クールでは第4弾が始まりますが、その後も『相棒』のように定期的なシリーズ化をもくろむテレ朝としては、“中園大河”にしてやられたと思っているはず。大河の脚本となれば、少なくとも1年間は他の仕事はセーブすることになりますからね」(テレビ関係者)

 ちなみに合コン仲間である林氏は、もっか「本の旅人」(KADOKAWA)で本作を連載中。「ファスナーが閉まらなくてもお構いなしで購入するぐらい寵愛している」(出版関係者)という高級ブランド「ジル・サンダー」の“大人買い”で英気を養い、執筆にいそしんでいるという。

 歴史は女が作る――。

最終更新:9月13日(火)9時26分

日刊ゲンダイDIGITAL