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大人の世界描いたマヒナスターズのコンピ盤 元メンバーのタブレット純がプロデュース

夕刊フジ 9月13日(火)16時56分配信

★大人のエンタメ

 デビュー60周年を迎えた和田弘とマヒナスターズ。元メンバーのタレント、タブレット純(42)がプロデュースしたコンピレーションアルバム『マヒナと魅惑(ムード)の宵』(ビクター)は大人の世界を描いたムーディーな1枚だ。

 1957年にデビューのマヒナ。リーダーの和田弘さん(享年72)のスチール・ギター、ウクレレの佐々木敢一さん(享年78)のファルセット(裏声)などで“ムードコーラスの帝王”として君臨してきた。

 タブレットは田渕純の名で2002年に加入。現在はムード歌謡漫談で芸人として活動する一方、レコード史実家としても知られ、今作を手がけることに。

 2枚組の1枚目『マヒナ・スタイル』は初オリジナルの「泣かないで」や歌声喫茶から火が付いた「北上夜曲」など王道の佳曲を選曲。

 2枚目の『マヒナでリズム』はリズミカルな変化球的な曲を集め、「タヒチ島伝統の珍しいリズムを生かした『踊ってタムレ』や、ピンク・マルティーニがカバーした『菊千代と申します』もセレクトしました」。

 マヒナといえば、女性シンガーとのデュエット曲も多く「『愛して愛して愛しちゃったのよ』は加賀まりこさんがかなわず、中尾ミエさんで企画したところが、訳あって素人の大学生、田代美代子さんに代わり、爆発的にヒットしたんです」と秘話も明かす。

 「マヒナはムード歌謡だけでなく、リズム歌謡、小唄など無類の奥深さ。プロフェッショナルなグループということが再確認できました」 (高山和久)

最終更新:9月13日(火)17時17分

夕刊フジ