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欧州市場サマリー(12日)

ロイター 9月13日(火)4時22分配信

[12日 ロイター] - <為替> ドルは対円で下落、一時101.73円の安値をつけた。米連邦準備理事会(FRB)の月内利上げをめぐる不透明感から、より高リスクとされる通貨が売られたほか、日銀が緩和姿勢を後退させるとの見方も広がり、安全資産とされる円の追い風となった。

外為市場:[USD/J]

<ロンドン株式市場> 続落し、FT100種は1カ月超ぶりの安値で取引を終えた。決算内容が嫌気されて衣料品・食品大手のアソシエーテッド・ブリティッシュ・フーズ(ABフーズ)<ABF.L>が値下がりした。この日は、金融政策の先行きに対する不透明感が強まって、世界中で株や国債が売り込まれた。

銀行株も売られた。中銀への信頼が低下しているとアナリストらは指摘。個別銘柄ではバークレイズ<BARC.L>とロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>、ロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>が2.7%から3.9%下落した。

ロンドン株式市場:[.LJP]

<欧州株式市場> 3営業日続落して取引を終えた。米国が来週にも利上げに踏み切るとの見方が相場の重しとなった。欧州中央銀行(ECB)が景気刺激のペースを落とすかもしれないと不安視され、国債が売られたことも株価に影響した。

ただ、欧州株は取引時間中の最安値からは持ち直した。一部の投資家は売りは長く続くないだろうと指摘する。

ドイツの公益企業エーオン<EONGn.DE>は14.8%の急落。「ウニパー」を分離・独立(スピンオフ)したことが嫌気された。

欧州株式市場:[.FJ]

<ユーロ圏債券> ドイツ10年債利回りが英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)決定以来の水準に上昇した。米利上げ懸念に加え、欧州中央銀行(ECB)が先週の理事会で行動を控えたことや、日銀がイールドカーブのスティープ化を検討しているとの観測が債券市場の重しとなった。

独10年債<DE10YT=TWEB>利回りは一時、0.059%まで上昇。だが米連邦準備理事会(FRB)高官が利上げの切迫性はないと発言したことで、早期利上げの不安が和らぎ、3ベーシスポイント(bp)上昇の0.04%で終了した。

独7年債利回りもマイナス0.40%の水準を上抜け、再びECBの国債買い入れ対象に戻った。

ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]

最終更新:9月13日(火)4時22分

ロイター