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【巨人】坂本「史上最高打率のショート」で下克上

スポーツ報知 9月13日(火)6時6分配信

 巨人の坂本勇人内野手(27)が12日、球界最強遊撃手の称号を手に、逆転日本一へ挑む決意を示した。残り14試合で、打率はリーグトップの3割4分7厘。2010年にロッテ・西岡(現阪神)がマークした遊撃手の歴代最高打率(3割4分6厘)更新を視界に捉える。リーグ初ショートでの首位打者へ。そして「個人として結果を出せればチームの勝ちにつながる」と“下克上請負人”になることを誓った。

 決意に満ちた表情だった。坂本は、G球場での全体練習でフリー打撃を行い、広角に鋭い打球を連発した。首位打者獲得、そしてV逸からの日本一へ思いを吐き出した。

 「いい勝ち方をいっぱいして勢いに乗って短期決戦に入りたい。(首位打者は)順位も決まってないですし、試合中はそんなことは考えていないですけど意識していないと言ったらうそになります。チームが勝つためにやれば個人(記録)のためになるし、個人として結果を出すことができれば、チームの勝ちにつながる」

 ショートでの首位打者となればセ初の快挙、坂本にとっては最多安打(173安打)を獲得した12年以来のタイトルとなる。14日の中日戦(ナゴヤD)から始まる11連戦を前に、2位の広島・鈴木に1分4厘差。10年にロッテ・西岡がマークした遊撃手の歴代最高打率(3割4分6厘)をしのぐアベレージを残し、クライマックスシリーズ(CS)、日本シリーズを制する覚悟だ。由伸監督は「(首位打者は)チーム状態で後押しできるならするが、関係なく取ってくれることが一番」と期待した。

 3つの「ない」が、坂本を史上最高ショートに導く要因となっている。

 〈1〉スランプなし 8月までの月間の平均安打が29本。今季はヤクルトの山田に勧められ、月間30安打×6か月(3・4~9月)の目標を設定した。数字が常に上下する打率ではなく、この数字を意識することで、1試合の失敗を引きずらないメンタルが染みついた。

 〈2〉崩された空振りなし 開幕から代名詞ともいえる左足の蹴り上げを封印。ステップ幅、足の上げ幅ともに小さくして、上体のブレを減らし、確実性が増した。「小さな動きの中で打つと球を捉える確率が変わってくる」。57三振は過去最少ペース、76四球は自己最多。技術の進化が数字に表れた。

 〈3〉夏バテなし 8月は92打数36安打の打率3割9分1厘。酷暑で疲労が蓄積し調子を落とす「鬼門の月」を初めて3割で乗り切った。どんなに疲れていてもランニングとダッシュの量を落とさず体の“キレ”を出し、コンディションを整えた。

 「1打席1打席無駄がないよう、どんな展開でも集中して、チームが勝つためにベストなプレーをしたい。ベストなパフォーマンスが出せるようやっていきたい」

 打率だけじゃない。坂本の勝利打点13、本塁打22、打点72は、いずれもチームトップだ。CS通算でも阿部と並ぶチーム最多4本塁打を放っている。別人となった今年の主将ならポストシーズンでも爆発するに違いない。(中村 大悟)

最終更新:9月25日(日)4時48分

スポーツ報知

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