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巨人阿部が説く下克上の定理「ラッキーボーイ必要」

日刊スポーツ 9月13日(火)7時59分配信

 「リメークドラマ」ならずも「メーク下克上」へ。巨人阿部慎之助捕手(37)が全体練習の12日、2位死守からの日本一、下克上を遂げることを誓った。「ペナントではゲーム差がつきすぎて広島にプレッシャーをかけられなかった。でもCSまで1カ月ある。まずはこちらが勢いをつけることが大切」と説いた。

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 CS導入後、V逸から日本一へ駆け上がったのは07年中日、10年ロッテの2例しかない。だが両軍には共通項が多い。リーグの最終15戦はともに8勝7敗でフィニッシュ。爆発的には勝たなかったが、尻上がりの兆候を示した。「CSは勢いをつけてファーストステージを突破し、ファイナルはビジターの初戦をどう戦うかが大事」。阿部の持論は歴史と合致する。中日、ロッテはファーストSは2勝0敗で無敗突破、ファイナルSは敵地の初戦を取り、リーグ覇者の機先を制した。

 阿部は夏場に広島の勢いを「ラッキーボーイがいる。下水流のような」と評した。今季の巨人にはいなかった存在。中日には日本シリーズで完全試合目前だった山井、ロッテも同シリーズで優秀選手賞を取った当時ルーキーの清田が当たる。2人ともシーズン終盤の9月に大活躍し、幸運を引き寄せていた。巨人も残りの戦いでラッキーボーイを待望する。

 下克上には運の要素も多いが、確かな流れを自ら生み出している。「勝つことで勢いがつく」。勝負師、阿部は定理を熟知している。【広重竜太郎】

最終更新:9月13日(火)8時49分

日刊スポーツ

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