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【予告編】ヴィム・ヴェンダース×豪華俳優が紡ぐ3Dサスペンス『誰のせいでもない』

cinemacafe.net 9月13日(火)19時30分配信

『パリ、テキサス』『ベルリン・天使の詩』などの名作や、『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』などの大ヒット・ドキュメンタリーで知られる巨匠ヴィム・ヴェンダースの、7年振りの劇映画『誰のせいでもない』が、11月12日(土)より公開される。このほど、ジェームズ・フランコ、シャルロット・ゲンズブール、レイチェル・マクアダムスら、豪華実力派キャストが競演する本作の日本版予告編が解禁となった。

【画像】『誰のせいでもない』ジェームズ・フランコ

カナダ、ケベック州モントリオール郊外。作家のトマスは恋人サラと暮らしているが、仕事がうまくいかず、その関係はぎこちない。ある大雪の日、車を走らせていたトマスは、目の前に飛び出してきた何かに驚き、急ブレーキをかける。そこには車の前で虚ろに座り込んでいる幼い少年がいた。幸い怪我もなく、ほっとしたトマスが彼を家まで送ると、母ケイトは息子の姿を見て半狂乱になる…。この誰のせいでもない1つの事故が、トマス、恋人のサラ、編集者のアン、そして少年の母ケイト、1人の男と3人の女の人生を変えてしまう――。

昨年のベルリン国際映画祭において、金熊名誉賞を受賞したヴェンダース監督が、7 年ぶりに手がけた待望の新作劇映画となる本作。主人公の作家トマスを演じるのは、『127時間』『スプリング・ブレイカーズ』や、スティーヴン・キング原作×J.J.エイブラムス製作ドラマ「11/22/63」のジェームズ・フランコ。トマスがひき起こした事故に息子が巻き込まれる母親には、伝説の『シャルロット・フォー・エヴァー』から近年はラース・フォン・トリアー作品で大胆な演技を見せるシャルロット・ゲンズブール。トマスに別れを告げられる恋人サラには、『スポットライト 世紀のスクープ』でアカデミー賞にノミネートされたレイチェル・マクアダムス。フランコに惹かれていく編集者アンには、『みなさん、さようなら』『潜水服は蝶の夢を見る』のカナダ女優マリ=ジョゼ・クローズが扮している。

到着した予告編では、冒頭からヴェンダースのこれまでのフィルモグラフィーが紹介され、あらためて偉大な監督であることを実感させる。それに続く、真っ白な雪に包まれた街を、走る車。そして急ブレーキ。この映像の連なりを見るだけでも、緊張が高まってくる。


『Pina/ピナ・バウシュ』で3D の可能性を進化させたヴェンダースが、3D作品として撮影した本作は、日本では2Dと3Dでの上映が予定されている。「人物の心の深い奥こそ3Dで語るにふさわしい」と語るヴェンダースの言葉通り、俳優たちの表情や内面をランドスケープのように映しだす手法は、新たな3D映画の傑作誕生を予感させている。

『誰のせいでもない』は11月12日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。

最終更新:9月13日(火)19時30分

cinemacafe.net