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NEC、メインフレーム続投宣言 基幹業務向けサーバ群も強化

ITmedia エンタープライズ 9/13(火) 8:25配信

 NECは9月12日、エンタープライズサーバ「NX7700xシリーズ」の新製品5機種と業務アプリケーションの開発・保守の効率化を支援する「SystemDirector Enterprise」の機能強化を発表した。企業や官公庁の基幹業務を支えるプラットフォーム製品群を拡充する。

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 「NX7700xシリーズ」は、CPUに最新のインテル Xeon プロセッサ E7 v4ファミリーを採用し、高性能化と高信頼性を実現。4CPU搭載可能な高可用モデル「NX7700x/A4012M-4」、2CPU/1CPU専用ながら増設メモリの拡張性を確保した「NX7700x/A4012L-2」「NX7700x/A4012L-1」、コストパフォーマンスに優れた「NX7700x/A4010M-4」の4モデルラインアップした。4ソケットサーバモデルでCPU処理力を約20%向上したとしている(従来機種「NX7700x/A3012M-4」と比較)。

 高拡張性モデルは、「NX7700x/A4080H-16」をラインアップ。CPUは最大16個(最大384コア)、メモリ容量は従来機種の2倍となる最大24TBまで拡張可能で、複数のCPU同士を接続するクロスバーファブリックを強化し、ブレード1枚当たりのクロスバー帯域を拡大することでブレード間の通信を高速化した。仮想化基盤VMwareのサポート開始も予定している。

 NX7700xシリーズの各製品の価格(税別)と出荷日は下記の通り。

またNECは、メインフレーム「ACOSシリーズ」の強化やサポートを継続的に提供し、幅広く進化する基幹システムに対するニーズに応えていくと説明。1974年誕生の「ACOSシリーズ」は基幹システムとしての利用がいまもあり、同社では「今後も安心して利用いただけることを目指し、プラットフォームの継続的強化、お客様資産の継承・価値拡大、安心サポートを提供し続ける」とコメント。「ACOSシリーズ継続宣言」を発表している。

 今回、業務アプリケーション分析基盤「SystemDirector Enterprise Asset Innovation Suite」の機能強化を打ち出した。SystemDirector Enterprise Asset Innovation Suiteは、ソースコードやシステム稼働情報などを分析し、業務アプリケーション資産の棚卸や可視化を支援するもので、開発・保守要員の高齢化や設計書の欠損により、多大な時間や費用が必要となる基幹システムの開発・保守作業や品質維持に掛かるコストを低減する。

 今回の強化版では、従来のACOS-4/COBOLプログラムに加え、新たにCOBOL/Sプログラムを中心とした業務アプリケーション資産の分析もサポートするという。今後、オープンプラットフォームや各種プログラム言語への対応も順次拡大予定とのこと。

 「SystemDirector Enterprise Asset Innovation Suite V1.1」の価格(税別)は、業務アプリケーション数1000本のシステムに対する基本機能3カ月の利用料で、25万円から。出荷開始は10月17日から。

最終更新:9/13(火) 8:25

ITmedia エンタープライズ

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