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「9・11法案」、オバマ大統領が拒否権発動する方針

朝日新聞デジタル 9月13日(火)10時25分配信

 米同時多発テロの遺族らが外国政府などに損害賠償を求めることができる法案が米議会で可決されたことを受け、ホワイトハウスのアーネスト報道官は12日、オバマ大統領が拒否権を発動する方針を示した。

 法案は通称「9・11法案」と呼ばれ、テロに関与した政府を相手に訴訟を起こすことができる。現行法では、外国政府は免責が認められている。

 アーネスト氏は会見で「世界中の国々がこの法律を口実に米国の外交官などを裁判所に引きずり出すのが想像に難くない」と述べ、海外で米国に対する訴訟が頻発する引き金になるという懸念を示した。

 オバマ氏が拒否権を発動した場合、議会は再可決してオバマ政権下で初めて拒否権を覆す可能性がある。

朝日新聞社

最終更新:9月13日(火)10時42分

朝日新聞デジタル