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中国不動産投資、1─8月は前年比+5.4%に加速

ロイター 9月13日(火)11時22分配信

[北京 13日 ロイター] - 中国国家統計局が発表した1─8月の中国不動産投資は、前年比5.4%増加した。1─7月の5.3%増から伸びが加速。価格の急上昇を食い止めるため、地方政府は相次いで住宅購入に制限をかけているが、投資意欲は後退していない。

1─8月の不動産販売(床面積ベース)は同25.5%増加した。伸び率は1─7月の26.4%から減速した。

ロイターが算出したところによると、8月単月で不動産投資は前年同月比6.2%増。7月の1.4%から伸びが加速した。

上期は住宅価格や販売が持ち直したことが、景気を予想以上に押し上げた。ただ、大都市の一部で価格が急上昇したためバブルの懸念が高まり、地方政府の中では住宅や土地購入の要件を厳格化する動きが出ていた。

中国人民銀行(中央銀行)は債務問題に対する懸念を強めており、不動産に資本が集中していることを問題視している。

人民銀の馬駿・首席エコノミストは最近のインタビューで「不動産分野でのバブルや資金の過剰な流入を抑えるため、多くの手段を講じる必要がある」と述べていた。

新華社系の経済専門紙、経済参考報によると、不動産開発業者の負債比率は現在80%近くで、上昇傾向にある。

ロイターの算出によると、8月の新築着工(床面積ベース)は前年同月比3.3%増。7月の8.1%増から伸びが鈍化した。

8月の在庫(同)は前年同月比6.9%増。7月は7.7%増だった。

*内容と写真を追加します。

最終更新:9月13日(火)14時25分

ロイター