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CSへの起爆剤?巨人・杉内の一軍復帰条件とは

東スポWeb 9/13(火) 16:42配信

 リーグ優勝を逃した巨人は14日から過酷な11連戦に突入する。その後に控えるクライマックスシリーズ(CS)突破へ、注目されるのが左腕杉内俊哉投手(35)の動向だ。大手術を乗り越えた背番号18が一軍マウンドで雄姿を見せられれば下克上への起爆剤にもなりそうだが、その機会は訪れるのか。その可能性を探った。

 地獄の11連戦を前にした巨人は12日、ジャイアンツ球場で軽めの全体練習を行った。今後、ナインにとってはますます体力的にも厳しさを増していくが、高橋由伸監督は「大変は大変だけど、しょうがない。(コンディション管理?)それはずっとやっていることですからね」とゲキを飛ばした。

 V逸こそしたが、14日からの戦いはチームにとってCSへの助走期間にもなる正念場だ。幸い、11連戦を前に首脳陣を悩ませてきた先発投手の頭数不足もギリギリで解決しつつある。ローテーションの核を成す菅野や田口、マイコラスら5人に加えて育成ドラフトから支配下登録を勝ち取ったルーキー長谷川を11日に一軍昇格。さらに同日の広島戦ではリリーフ登板が続いた高木が7回無失点と好投し、何とか7枚を揃えた。

 こうなると「右股関節形成術」の大手術から今季中の一軍復帰を目指す杉内の入る余地はあるのかどうか…。尾花投手コーチは11連戦を現状の先発陣で乗り切るのか、との問いに「他に誰がいるの? 杉内!? 新聞的にはおもしろいと思うけどね」と一笑に付した。

 だが“例外”もあるようで、同コーチは「状態が良くて使えるなら使ってみたい」と含みを持たせた。前提条件となりそうなのが2位を確定させることで「とにかく早く2位を確定させないことには、試したいことも試せない」と何度も繰り返した。最速で巨人が2位を確定させられるのは17日。そうなれば、杉内にチャンスが回ってくる可能性もゼロではなさそうだ。

「今年はもう杉内が投げるのは難しいんじゃないかと思っている人も少なくない」と明かすチームスタッフは「だからこそだよ。あれだけ前例のないような手術をして一軍で投げる姿を見せられたら、チームはそれだけでも活気づく。杉内の復活はCSへの起爆剤にもなる」とカムバックを心待ちにしている。今季の大半を地道なリハビリに費やしたが、二軍戦では1勝2敗、防御率5・21ながら4試合に登板した(12日現在)。杉内はチームの待望論に応えられるか。

最終更新:9/13(火) 18:30

東スポWeb