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<パラ競泳>日本記録更新「水の女王」の成田 女子50自

毎日新聞 9月13日(火)12時42分配信

 リオデジャネイロ・パラリンピック第6日の12日、競泳女子50メートル自由形(運動機能障害)で、パラリンピック通算金メダル15個で46歳の成田真由美(横浜サクラ)が39秒23で5位に入った。この50メートル自由形は成田にとって、1996年アトランタ大会から3連覇した種目。当時に見劣りしない記録を残して「水の女王」の健在ぶりを示した。かつてとは障害のクラス分けが異なるため一概に比較はできないかもしれないが成田は「昔より順位は落としたけど、すごくうれしい」と充実感を漂わせた。

 予選では自ら持つ日本記録を0秒02更新する39秒68をマーク。2大会ぶりに出場したパラリンピックの初戦となった11日の100メートル平泳ぎは予選落ちしたため成田は「この種目しか世界で勝負する種目はない」とスタートから飛ばした。後半苦しくても大きく泳ぐ。それだけを意識して、決勝は39秒23とさらに記録を伸ばして5位。現役復帰を決めた昨年9月を思い返した成田は「厳しい戦いになると分かっていたけど、結果は残せた」と手応えをつかんだ。

 久々の決勝で歓声を浴びながら入場すると、トップスイマーとしての記憶はすぐさまよみがえった。「『泳ぐ前にジャージーをすぐ脱げるようにしないと』とかを考えたのがすっごく久しぶりで楽しかった」と成田。決断は間違いでなかったと今では思っている。【岩壁峻】

最終更新:9月13日(火)12時53分

毎日新聞