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原油安や紛争の影響で巡礼者激減、サウジ企業に打撃

ロイター 9月13日(火)17時18分配信

[メッカ 12日 ロイター] - イスラム教の大巡礼「ハッジ」でサウジアラビアを訪れる巡礼者の数が今年は激減しており、巡礼者向けのビジネスを手掛ける企業は大打撃を受けている。

当局によると、今年巡礼に訪れる人は186万人で、このうち海外からは130万人前後。数年前のピーク時には、巡礼者の数は300万人に迫る勢いだった。

当局者は、海外からの巡礼者は約20%、国内からの巡礼者は半減し、これによりハッジ関連のビジネスは半減したと述べた。

サウジを訪れた人たちが使う金額も減少しているという。

サウジや近隣アラブ諸国は、原油価格の下落によって国家財政の縮小や賃金下落、高額支出抑制に苦しんでいる。また、中東全域に拡大している紛争も、ハッジに打撃を与えている。

また、サウジとの断交後、イランが自国民に巡礼参加を禁止した影響も大きいとみられている。

最終更新:9月13日(火)17時18分

ロイター