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上野で上野・谷根千エリアのお散歩写真展 地元写真家が2005年から撮影 /東京

みんなの経済新聞ネットワーク 9月13日(火)21時48分配信

 上野動物園近くにあるカフェ&ギャラリー「モアノ」(台東区池之端4、TEL 03-5834-7903)で現在、写真展「上野・谷根千 下町さんぽ」が開催されている。(上野経済新聞)

 2005年ごろから上野・谷根千エリアを撮影してきた写真家、重盛明人さんの写真を展示する同展。

 モアノでギャラリーを担当するhanaさんは開催の経緯について、「モアノの隣のかつて女性作家が暮らした建物が取り壊され、マンションになることになった。これまであるのが当たり前だと思っていたものがなくなり、街の変化を実感した。もともと自分が好きだと思った谷根千の街の魅力を、立ち止まって振り返りたいと考えた」と話す。

 「谷根千エリアで暮らし、地元の写真を撮っている写真家さんを探したところ、重盛さんのことを知った。まずは重盛さんが主宰する写真教室『谷中写真部』に参加し、そのときに相談したところ写真展をやっていただけることになった」とも。

 ギャラリー1階には「なつかしい風景」「下町と人々」「今も残る風情」の3テーマの写真を各4~6点ほど展示する。

 重盛さんは「撮りためた写真を見返したところ、この3つのテーマがあると思った。テーマごとに数十枚に絞った中から、hanaさんに選んでもらった」と話す。「選んだ写真は、何気ない日常の風景が多い。そこにある郷愁に引かれたのかも」とhanaさん。

 商店街の鮮魚店や祭りの風景のほか、今では見られない富士見坂からの富士山やのこぎり屋根の写真などを展示。地下1階では「上野の森と周辺のいきものたち」をテーマに、上野動物園などの動植物の写真も展示する。このほか、散歩写真のワークショップも予定している。重盛さんは「あえて撮影カメラも明記した。コンパクトカメラでも良いシーンを切り取れると伝えたい」とも。

 「写真を通して街の良さに気づいていただけたら。今後も継続的にやっていきたい」とhanaさん。「のこぎり屋根の写真は、撮影時には構図も空の色も気に入ったものではなかった。しかし、いまは無くなったことで、記録としての意味を持つようになった。それが写真の良さだと思う。地域の方たちに喜んでもらい、遠方の方には街の魅力を知ってもらえればうれしい」と重盛さん。

 営業時間は11時~18時(最終日は17時まで)。月曜・火曜定休(9月21日、10月12日休業)。展示は10月30日まで。

みんなの経済新聞ネットワーク

最終更新:9月13日(火)21時48分

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