ここから本文です

ユーロ圏就業者数が2008年以来の高水準、景気に明るい兆し

ロイター 9月13日(火)23時39分配信

[ブリュッセル 13日 ロイター] - 欧州連合(EU)統計局が13日発表した第2・四半期のユーロ圏の就業者数は、前期比0.4%増、前年比1.4%増となり、2008年以来の大きな伸びとなった。就業者数は昨今の金融危機後の高水準を記録、雇用が景気を支援する前向きな兆候が出ている。

第1・四半期については前期比0.3%増から0.4%増へ上方修正された。

第2・四半期は、主に農業、サービス部門で雇用が伸びた。

統計局によると、4━6月のユーロ圏就業者数は1億5330万人と、世界的な金融危機の影響が深刻化し始めていた2008年第4・四半期以来の水準に増加した。ユーロ圏で雇用が伸びるのはこれで10四半期連続。

国別では、横ばいとなったフィンランドを除き、すべての国で雇用が増加した。伸びはキプロスで0.8%となったほか、イタリア、スペイン、ギリシャはいずれも0.5%増えた。

ユーロ圏の成長は4━6月に鈍化したが、雇用拡大が第3・四半期も継続すれば、景気を支援し、英国の欧州連合(EU)離脱によるマイナスの影響を緩和する公算が大きい。

IHSのチーフ欧州担当エコノミスト、ハワード・アーチャー氏は「雇用の継続的な伸びと低インフレが消費を支えており、向こう数カ月にわたり、消費がユーロ圏景気を押し上げるとの期待を高める」と話す。

最終更新:9月13日(火)23時42分

ロイター